ブログ引越し検討中 (仮住まい)

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猫まみれ あるいは、夏休みの念願

娘は、剣道と犬と読書が好きである。
読書は浪人中でもできるし、剣道は隠れ浪人の大学でもできるが、
彼女の愛犬であるハナコのいる動物園(『東筑波ユートピア』)には、免許のない彼女はアクセスできない。
弟が動物園に連れて行ってもらう日に、彼女の時間があるとも限らない。

 「夏休み、どうする(どこに行く)?」
 「ハナコハナコハナコハナコ ハナコユートピアっ」
 「……………うん、オレも」  ←勢いに押される小学生。



思う存分、触ってきました。 (ハナコは右の真ん中にいる柴メインの雑種犬です)

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ハナコはお散歩犬なので、動物園事務所でリードを借りると、
猿のふれあい広場や、アスレチックコースのあった山の上まで、一緒に連れて行くことができます。
写真は山頂の休憩所なのですが、アスレチックコースは老朽化したからということで撤去されてました。
猿のふれあい広場も、他の場所に移動したようで…… 動物園経営が成り立つのか、かなり心配。


そもそも、今回はエントランスが無人で、『入場者は上へ』という矢印があって、

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上に行くと、

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自販機、

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……………この間、すれ違った動物園スタッフはゼロ。

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園長~~~ 

もともと大人の入場料は1000円なのに、再来訪は700円か800円、
3回来ると半額になるパスがあった頃もあって、
営業、大丈夫か、って思ってたのに、 その入場料さえとる気ないの?
 
いや、正直に払う人は多いだろうけど、そんなんでいいの?


昔は飼育員の一人にしか見えていなかった、園長さんのお話によると、
捕まえたイノシシや、うさぎ、サルをふれあい広場で展示したり、
捨て犬をきちんと躾けて、お散歩犬にしたそうで、元手はかかっていない、とか。

でも、ライオンは購入したそうです。←当たり前じゃ。



猿のロープは張ってあるし、大きなイノシシは、一応柵の向こうにいますが、
もともと山の斜面に作られた動物園なこともあって、得も言われぬ放し飼い感。

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でも、初めの頃は気になった動物臭も、何となく慣れてしまえば、『東筑ユートピア』の匂いです。

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イノシシの赤ちゃん、可愛い。
小っちゃい……これはお散歩犬同様、連れ歩けるそうな。

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屋根が壊れかけて、廃墟かって感じの東屋がところどころにあって、

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苔寺ばりの、生えそろった苔が綺麗です。

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が、滑りそうで怖いです……   軽い気持ちでコースを上って行くと、帰りが恐怖です。


今回、事務所の隣に、猫カフェと書かれた部屋が二つ出来てました。
天井まで猫の足場のある大人の猫たちのいる洋室と、赤ちゃん猫のいる和室があります。

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若いカップルたちが長い時間、猫と戯れてました。
で、カフェとは言うものの、室内では人間は飲食禁止のようです。 おいおい

柴犬が増えたなあ、と思っていたのですが、猫密度も高いです。

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猫部屋は畳もソファもボロボロだし、匂いも強いです。
でも、さすが動物園で作っているだけあって、猫の側から見たら環境がよさそう。

素晴らしいフィット感で娘に張り付いてしまった、子猫部屋のえだまめ君。

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猫たちの名前は決まっていて、呼べばわかるようです。

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が。 この猫は、表記がなかったので、
お抹茶BOYは、先のカップルと一緒に 「レアチーズ」 と名づけたそうです。

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1時間くらい一緒にいて、「チーズ」と呼ぶとやってくるようになってました。
カップ100円の猫カリカリ(貯金箱にお金を入れて持っていくシステム)を与えるのですが、
みんなとてもよく懐いていて、可愛がられてるんだろうなあ、と思います。

二重扉の間に入られてしまって、出られなくなった図。

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いつも5時の閉演ぎりぎりまでいて、山の上の方の動物のケージ類を片付けてきた飼育員さんたちが、
事務所のライトを消すころに、「じゃあ、帰りますね~」 と、声をかけて帰るのですが、
子猫部屋の猫たちが集まってきて、お見送りをしてくれました。

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検索すると、珍スポット扱いされている 『東筑ユートピア』 ですが、
存続していられるのは、テレビの特番や、猿回し養成校のせいだけではない気がします。




いつものパターンで、『ゆりの郷』 のお風呂に入って、食事をして、
(子供二人、猫臭がすごかったです)

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霞ケ浦の近くのビジネスホテルに泊まります………

当日の朝探したら、茨城周辺で開いているホテルはそこだけでした

* 『ビジネスホテル湖北』 は、3400円(朝食付き)という、疑わしいくらい安価だったので、
素泊まりだし、東京に引き返すよりはいいか、くらいに思ってましたが、
ツインの部屋はとても広く、空調なども悪くなかったです。
お茶や水のフリーサーバーがあるのもありがたかったです。

ただ、エヴァ? って感じのよくわからない彫刻がロビーやエレベーターホールに置かれています。




翌日は、お正月によく見る成田山へ………

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来るのは初めてですが、大きいお寺なんですね。

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数え年で19歳の剣士 は厄年なので、お祓いをしてもらいました。 本堂、広いです。
ご朱印帳を忘れた、という愚か者は、また来る、と言ってました)

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当然撮影禁止なので、HPから貰ってきましたが、目の前でご祈祷されていると、厳粛な気分になります。
きちんと護摩を焚いてご祈祷をして、申し込んだ御護摩札を、その煙にあててくれます。

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本堂以外も、とてもきれいで (朝は降っていた雨が上がってラッキー)、何か降りてくるようです。

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亀型の岩。ミドリガメより日本のイシガメが多い様子です。

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夕方は、塾があるので早めに帰るため、成田山の周りで食事をしようということになりました。
私はアレルギーなのでダメですが、ここはウナギが名物のようです。

鯉のぼりならぬ、うなぎのぼり。 ←意味、違いませんか

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お抹茶BOYは、ウナギを捌くところをはじめて見ました。
人間って、驚くと、本当に目を大きく見開いて、口を大きく開けるんだね……

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剣士の呆れかえった目が何とも言えませんが、このあと、二人ともウナギを食べてました。


こちらは時代劇みたいだった蔵の窓の扉。扉の凹凸が組み合わさるようになっていて、
閉ざすと、密閉できるとのこと……こんな建物がまだあるんだなあ。

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美味しかったので、ちょっと備忘録。

はちみつ専門店『杉養蜂園 成田山』の、ソフトクリームをいただきました。
信じられないくらい濃厚で、美味しかったです。