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映画鑑賞録 『ソルト』

金曜ロードSHOWで 『ソルト』 をやってる。
アンジェリーナ=ジョリーのスパイものだ。

アクションに次ぐアクションで、息をつく暇もない……というのは、ミッションインポッシブルと同じだが、
『ソルト』は全編通じて暗いんだよな~

      CIAエージェントのイヴリン・ソルト(アンジェリーナ・ジョリー)は、
      何者かの陰謀によってロシアスパイの嫌疑をかけられてしまう。
      逃走を図ったソルトはCIAの追跡をかわしながら、自らの容疑を晴らすべく、
      たった独りで真相究明に乗り出すが……。 (Yahoo映画 より)

      二重スパイの容疑をかけられたCIAエージェントをアンジェリーナ・ジョリー
      熱演するアクション・サスペンス。
      潔白を証明したいヒロインが、CIAの追跡をかわしながら真犯人を探し出すまでを
      スリリングに描く。    (シネマトゥデイ より)


……こういうあらすじの方向性(?)が決まってるんだろうか? いろいろウソがあるなあ

うん、まあ、いいんだけどね。
誰がどこの国のスパイなのか判らない、って言うのもスパイ映画の面白さのひとつだから。
ただ―――(以下、ネタバレなので読みたい人はカーソルを当てて反転してください)

ソルトが結局ロシアを裏切って、CIA側に着く、というかロシア大統領も米国大統領も救おうとしたのって、
旦那のクモ学者に、本気で惚れちゃったから、っていうだけじゃん?
スパイもののドライビングフォースとしたらちょっと弱い気がするんだよね。

それにソルトはロシア時代のオルロフ教官に再会した時は心底うれしそうにしてたし、
CIAの上官として自分に目をかけてくれていたウィンターが
やっぱりロシアの工作員だとわかったときも、とてもうれしかった様子だし、それは本心のようなんだ。
だけど、オルロフは彼女が一番大事にしていた旦那を殺してしまうし、
ウィンターも米国から核爆弾を発射しようとする。
このあたり、ソルトの心の振れ幅が、ものすごく大きい。

いや、これがミッションインポッシブルならいいんだと思う
イーサン=ハントに惚れて母国を裏切る女スパイなんて何十人もいるわけだし。
だって、トム=クルーズは陽気でチャラくてカッコいいからね。
ミッションインポッシブルみたいな映画なら、「正義のため」もいいんだろうけど、
何気に暗いこの映画で、アンジェリーナジョリーが演じるには、そこだけ浮いてる気がする。

でも、アンジェリーナ=ジョリーががんばって走り回ってアクションしてるので、
それだけ見ても楽しめるかと思います。