ストレス解消のあれこれ
前に書いたことがあったかな。
お抹茶 BOYがお腹にいたころ(12,3年前)に知り合った研究者で、数年前に再会した女性がいる。
友人さんの研究室にいた人で、非常勤のアシスタントみたいなポジションの人だった。
再会したときに、お名前が変わっていたから、
「あら、ご結婚なさったんですね、おめでとうございます」
「ありがとうございますぅ でも、離婚して変わったんですけどね」
「………」 *1
離婚して関西の大学に行って学位をとって、その後、研究職についたようだった。
1,2ヶ月前に別の場所で再会した時、私立大学講師のポジションを得られた、と、聞いた。
大学での研究分野も近いし、仕事の手際も良いし、学会の委員になってくれるか打診したところ、
「私で良いんですか?」 と、むしろ嬉しそうに受けてくれた。
昨日はその第一回の委員会だったので、さんを含めた新委員の人たちの歓迎会がてら、飲みに行った。
さんの元上司のさん(←現在共同研究者)もその席にいたりして、
彼女は終始にこやかに、というか、飲むと笑い上戸になることが判明して、とても楽しい飲み会になった。
帰り道が一緒だったので、電車の中で話をした。
いったん中断してから別の大学で学位をとったので、ほとんどコネがなくて、大変だったこと
私立大学の助手や講師は、研究室を持っていても、雑務ばかりでなかなか思うような教育や研究ができないこと
女の教員は少ないし、周りの偏見もあって、大学では相談する人などがいないこと
かといって、職場結婚だったのに離婚したから、元職場のさんたちには、相談にいけなかったこと――
苦労してたんだな、と、思う。
でも、飲み会でさんと私()が、研究室運営のボヤキを言い合っていたのを見て、
誰でも苦労して工夫しているのが分かったし、自分がその話題に入れるようになって、嬉しかったこと
すごくストレス解消になったし、これまで全然コネも研究者仲間もいなかったから、
こういう場に参加できて、ほっとしていること、などを聞いた。
「楽しかった。 とても、感謝してます」
そういわれたけれど、彼女に手伝って貰いたくて呼び込んだのは、私のほうだ。
それに10年以上前に、つわりでぐだ~っとなって仕事にならなかった私の横で、
私に気を使いながら、てきぱきと実験データをとってくれたのは彼女だ。
高学歴就職難のこの時勢に、(いったん社会に出ているから)遅れて学位を取得しながら、
こうして大学スタッフのポジションを取っているのだから、優秀なのは間違いがないのに、
そういう人でも苦労してるのを、理不尽に思う―――
私は、面倒見の良い上司や、ポジティブで面白い女性研究者の先輩方にたくさん世話になった。
先輩の女性研究者に気軽に連絡を取れる母校の学閥(?)の中にいて、
だから、当たり前のように、助言がもらえたり、学会委員に呼び込んでもらえたりした。
自分たちの学閥の中だけではなく、
他の知り合いに広げてもいいのではないか、と思う。 (←学閥を守ろうという意識はない)
先輩研究者たちが私にしてくれたことを、少しでも次の世代の研究者に渡していければ、と、思う。
さんには、自分の大学の仕事とボランティア的な学会活動と、プライベートな時間もうまく調整して、
楽しい研究者生活を送ってくれるよう、望むばかりである。
調整といえば、中学に入って、食べる量がとても増えたお抹茶BOYは、
学校に慣れて昼休みにウロウロしたり遊ぶようになったら、時間がなくなってお弁当を食べ終わらなくなった。
家に戻ってきてから食べたりしているので、「それなら量を少なめにしたら?」 と、分量調整中だ。
「ちっちゃいお弁当箱で良い」 と、焼肉丼(左写真)みたいにしたら、その日は足りなかったらしい
今日はちっちゃいお弁当箱におかずを詰めて、おにぎりをひとつプラスしてみた。
足りなかったら、学食で購入できるので楽といえば楽だが……
ちなみに、お弁当作りは楽しい。
私にとってはストレス解消になっているのだろうな。
お抹茶 BOYがお腹にいたころ(12,3年前)に知り合った研究者で、数年前に再会した女性がいる。
友人さんの研究室にいた人で、非常勤のアシスタントみたいなポジションの人だった。
再会したときに、お名前が変わっていたから、
「あら、ご結婚なさったんですね、おめでとうございます」
「ありがとうございますぅ でも、離婚して変わったんですけどね」
「………」 *1
離婚して関西の大学に行って学位をとって、その後、研究職についたようだった。
1,2ヶ月前に別の場所で再会した時、私立大学講師のポジションを得られた、と、聞いた。
大学での研究分野も近いし、仕事の手際も良いし、学会の委員になってくれるか打診したところ、
「私で良いんですか?」 と、むしろ嬉しそうに受けてくれた。
昨日はその第一回の委員会だったので、さんを含めた新委員の人たちの歓迎会がてら、飲みに行った。
さんの元上司のさん(←現在共同研究者)もその席にいたりして、
彼女は終始にこやかに、というか、飲むと笑い上戸になることが判明して、とても楽しい飲み会になった。
帰り道が一緒だったので、電車の中で話をした。
いったん中断してから別の大学で学位をとったので、ほとんどコネがなくて、大変だったこと
私立大学の助手や講師は、研究室を持っていても、雑務ばかりでなかなか思うような教育や研究ができないこと
女の教員は少ないし、周りの偏見もあって、大学では相談する人などがいないこと
かといって、職場結婚だったのに離婚したから、元職場のさんたちには、相談にいけなかったこと――
苦労してたんだな、と、思う。
でも、飲み会でさんと私()が、研究室運営のボヤキを言い合っていたのを見て、
誰でも苦労して工夫しているのが分かったし、自分がその話題に入れるようになって、嬉しかったこと
すごくストレス解消になったし、これまで全然コネも研究者仲間もいなかったから、
こういう場に参加できて、ほっとしていること、などを聞いた。
「楽しかった。 とても、感謝してます」
そういわれたけれど、彼女に手伝って貰いたくて呼び込んだのは、私のほうだ。
それに10年以上前に、つわりでぐだ~っとなって仕事にならなかった私の横で、
私に気を使いながら、てきぱきと実験データをとってくれたのは彼女だ。
高学歴就職難のこの時勢に、(いったん社会に出ているから)遅れて学位を取得しながら、
こうして大学スタッフのポジションを取っているのだから、優秀なのは間違いがないのに、
そういう人でも苦労してるのを、理不尽に思う―――
私は、面倒見の良い上司や、ポジティブで面白い女性研究者の先輩方にたくさん世話になった。
先輩の女性研究者に気軽に連絡を取れる母校の学閥(?)の中にいて、
だから、当たり前のように、助言がもらえたり、学会委員に呼び込んでもらえたりした。
自分たちの学閥の中だけではなく、
他の知り合いに広げてもいいのではないか、と思う。 (←学閥を守ろうという意識はない)
先輩研究者たちが私にしてくれたことを、少しでも次の世代の研究者に渡していければ、と、思う。
さんには、自分の大学の仕事とボランティア的な学会活動と、プライベートな時間もうまく調整して、
楽しい研究者生活を送ってくれるよう、望むばかりである。
調整といえば、中学に入って、食べる量がとても増えたお抹茶BOYは、
学校に慣れて昼休みにウロウロしたり遊ぶようになったら、時間がなくなってお弁当を食べ終わらなくなった。
家に戻ってきてから食べたりしているので、「それなら量を少なめにしたら?」 と、分量調整中だ。
「ちっちゃいお弁当箱で良い」 と、焼肉丼(左写真)みたいにしたら、その日は足りなかったらしい
今日はちっちゃいお弁当箱におかずを詰めて、おにぎりをひとつプラスしてみた。
足りなかったら、学食で購入できるので楽といえば楽だが……
ちなみに、お弁当作りは楽しい。
私にとってはストレス解消になっているのだろうな。
*1:でも、あの頃よりもすっきりして幸せそうだから、いいか