◎◎のやうに働く - ブログ引越し検討中 (仮住まい)

金曜日は某大学の中で会議。

セキュリティの厳しい某私学出身の身としては、
学内に観光客が入ってきたり、バードウォッチングのおじさんたちがカメラを抱えて入ってきたり、
屋台のバンが入ってきたり、大学病院の見舞い客がやってきて、散歩をしたりしているのは、
ちょっとした驚きを通り越して、大丈夫なのかよ、と、不安になる。

が、研究室を降りると、横手の焼きそばが待ち受けているのはうらやましくもある。

どうせ断れないのだから、恩にきせつつ気分よく、というのが、
かの大学のスタッフのやり方のようだ。
だから、学会の委員や、役人の手伝いをしている場合が多くなる。

今月、
暑さのせいなのか、どうにも気力がなく、だから私も、どうせなら　“彼らのように仕事をしようか”、と、
積みあがる書類や会議予定を片っ端から引き受けてみた。
　　　　　　　　　（自分の仕事で実験室にこもるのをあきらめただけ、とも言う）

金曜日の会議は時間通りに終わった。
そしていつもの店、『鮮魚屋』で、自由討論と称した打ち上げを行う。

魚の食べられない私は、日本酒を飲む気にもならずに、ソフトドリンクと卵焼きなどをつつく　（←子供かっ

）
飲んでなくても、酒の席で一緒に騒げる人が、年々増えているように思う。
酒を控えている人に酒を勧める心理は、素面いられると飲んでるほうが気まずいから、なのではないだろうか。
アルコールが入った人以上にテンションの高い奴が居ると、酒の席に酒が必須でなくなる。
３０代の研究者は、飲めないかザルかのどちらかだ。でも、双方とも酒の席が楽しそうだ。

えらく人気が出て品薄だった時期にも、かならず獺祭の置いてあったこの店は、
アセロラだとかアロエだとか、ブルーベリー、クランベリー、ゴーヤなど、
オーガニックなソフトドリンクもいろいろあって、だから、飲めなくても不自由しない。
数は少ないものの、生魚以外の料理の味も悪くない。　
卵焼きと、自家製さつま揚げはお勧め。

路上ではぐれた筈のメンバーが、メール送る前にひとまず覗きに来た、と、合流できるのは、
いいことなのか悪いことなのか。
先月の会議から参加するようになった新メンバーが、（当初は金曜日は都合が悪いと言っていたのに）
「午前の講義が終わってから飛び出してきました♪」、と、やってきたのは、
この委員会の運営の仕方が気に入ってくれたから、だろう。
同じ仕事をするなら、気分よくやりたい。
それが、学会運営だろうと、共同執筆作業だろうと同じことだ。
だから、きっとこれはいいことなのだろう。

今日、土曜日は湯島の会議だ。

朝の９時、委員会の前に打ち合わせをし、その後に、一件委員会があって、
学会で昼食を出してもらって食べながら別件の打ち合わせ、
午後には別の会議に出て、休憩時間にコーヒーとケーキ、その後７時近くまで会議を続けて、
暑気払いと称して、イタリア料理の店で懇親会。　　

１２時間以上同じ面子

でも、イタリア料理店　『Bistro　KOUZO』は、なかなか美味だ。
お勧めの生牡蠣（産地を選べる）は、陸前高田と書かれてあれば、やっぱり応援したくなる。

レモンと比較して、サイズがわかるだろうか？
大きいからといって大味ではなく、とろりと美味だった。
結構な勢いで売り切れるので、早めの時間に行かないと、品切れになっているかもしれない。

パスタもいい。
ここの店は生パスタを頼んでおけば外れがないかも、と、言うくらいどれもおいしい。
ナスのペンネアラビアータ、シーフードのトマトクリーム、
一押しは季節ものらしい　『そら豆とインゲン豆のジェノベーゼ生ハム添え』

しいて言えば、ワインが可もなく不可もなくで、むしろはずれだったかな～と。
この辺は選び方や好みにもよるのでなんともいえない。

そういえば、水曜日も会食だったんだ。　

昼だから、アルコールは抜きだったけど、こちらは微妙にトラブルが発生しそうだったので、フォローに走る。
途中バカバカしくなりつつも、トラブルが起きるともっと忙しくなりそうな気がしたので、
双方にメールを送り、嘘ではない程度の言葉を綴り、なんとなく納める。

懇親会とは言うものの、誰がどう懇親するのかわからない、いわゆる「誰得？」な状況で、
いや、ため息をつくタイミングが一緒の人を探しているのかもしれない、と、思う。
敵が居ないと、味方が見つけられない？

まあ、意味があるというのなら、やってくださいな。

月曜日も、シンポジウム＆バンケットがあるんだった………
自分でしゃべらないから、いいけど。

どうしようかな、早めに行って（＆招集して）、
一部の出席者の打ち合わせができれば、
今月の後半が楽ではあるのだけど。

そんなことすると、月曜日から疲れきることになるし。

それにしても、いろんな会議で、同じ教授に出会う。

専門が似ているので出会ってもおかしくはないのだが、かの大学の先生方はタフだ。
しかも結構楽しそうにやっているのはどういうことだ？
傍目にそう見えるだけかもしれないけど、（若手はぐったりしているから）、鍛え方が違うのだろう。

でも、私はたぶん、来週からは、また『断る人』に戻るのではないかと思う。

今週引き受けたぶんが、11月くらいまで乱立しているが……　
招待講演の依頼が複数あって、どれがどれだかわからなくなっているから　　←アホォ

来週は少し整理しなくてはならない。
アシスタントさんに　「こんなに引き受けちゃって、何考えてるんですか」と、叱られるかもしれない。

夏バテなんてするもんじゃないですな。