現実逃避な読書録(漫画) 『艶漢』 & いて座の運勢 (08月21日)
なんと言うか、占い、最低やね……
いて座のゼブラの運勢は52点! (2016年08月21日)総合:健全な自己逃避があなたを守ってくれる日です。ドラマや映画で、まったく違う世界に没頭してみると、感じていたストレスからひとときでも逃れられるのでおすすめです。恋愛: ――略――金運: ――略――仕事: ――略――ラッキーレジャー:有名観光地への旅
結構本気で、仕事してたんだけど、ぜんぜん終わらず。
進んではいても、量が多いんだよ、量が。
でも、現実逃避に漫画なぞ読みはじめたのは、良い対処法だったのかもしれない。
尚月地(なんて読むんだ?)という人の『艶漢』(これも、なんて読むんだ?)。
でも、主に絵だけ見ていたので、ストーリーは「警察&探偵物っぽい」、くらいしかわからん。
絵の雰囲気に似合わず、恋愛要素は皆無(たぶん)、グロテスクで世紀末な時代劇(たぶん)。
典型的な少女マンガの絵のようにも見えるんだけど、妙に絵画的なんだよなあ。
非現実的な手足のバランス、重心がずれていそうで、でも不愉快ではないぎりぎりの線。
ちなみにこの少女は、会田誠の花鳥風月の子みたいに、手首の先を切り落とされている。
下の絵なんて、エッシャーとビアズリーが融合したみたいだし。(いや、人間はどうでもいいんだけど)
街の絵と言えば、松本大洋も好きだ。
松本大洋は人物画も好きだったな。漫画の絵じゃないよなあ、と思いながらも。
世紀末的な人物画なら、古い人だけれど山田章博や高橋葉介も好きだった。
同人誌でしかありえないような難解な話と、そりゃあ綺麗な絵で、ひと目でファンになったんだった。
書店でサイン会をすると言うのを聞いて、貰いに行ったら、人が少なかったので絵まで描いてもらった。
高橋葉介のほうが、まだ幾分ポピュラーだったのだろうか? OVA作品も出来てたし。
そういえば夢幻紳士(少年編)の絵をクラブの勧誘ポスターに描いたら、
マニアでオタクっぽい子ばかり集まってしまったので、
部員全員で反省したが、なんだかんだで楽しかった。
いろいろ画像を拾ってきたので、限定にします。