ブログ引越し検討中 (仮住まい)

yahooブログからの引越しを検討中です。現在テスト使用中。

China from China

ブログを書こうとPCを広げたとたん、よくわからない宿題(私の宿題)が発覚。
「月曜日までに提出してください」、って書かれてるんだけど、
「先日お願いしていた―――」、とも書かれてるんだけど、……先日っていつ? 
「お願いした」って、メールで? 
それとも会議中に?  廊下なんかですれ違ったときに口頭で? 
研究発表会があるのは知ってるけど、私? 私が発表するの? 私が予稿書くの?

その日は出張だから、発表は無理だなあ…… 
代わりに誰か(←担当部局のお役人さん含む)がやってくれるのかどうかも含め、
この宿題、提出していいのかどうか――― でも、少なくとも準備はしておかないとな。


 お仕事中   お仕事中   お仕事中  


コピペに終始して、終わった★ 
時間をかけると悩むのでさくっとメールで送ってみました。
「預けますので、当日はよろしくお願いします」 と言う文面とともに。

それにしても、夏休み明けに近い人が多いのか、仕事メールがすごい勢いでやってくるなあ。


               


昨日、隣のマンションの自転車置き場に、
先日譲ったお抹茶BOYの自転車を見つけて、「おや」、と、思ったのだが、
はとっくに自分の自転車の行き先を把握していて、乗っている子供も見かけているみたいだ。

かつて自分が手放したものは、それを使う子供も含めて見守りモードになっているようだ。
時には粗末に扱う様子を悲しんだり、怒りを感じたりすることもあるのかもしれないが、
こうやって譲って使っていくシステムは、悪くないように思う。
(だからこそ、それが裏切られるとすごく腹立たしいと思うけどね)




さて……娘が、
「他の子には譲らないで、将来自分の子供に使わせる」 (← )  と言っていたものがある。

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彼女の3歳の誕生日に合わせ、長めの出張先だったスイスで購入し、空輸で送ったティーセットだ。

3歳以下には与えないように(←購入時に確認)、と書いてあったが、
あとで気づいたら適応年齢は8歳以上だそうだ、紛らわしいな。

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17ピース内訳は、蓋付紅茶ポット・蓋付砂糖壷・ミルクピッチャー。カップ&ソーサーと菓子皿が4セットずつ。
たくさん入っている割には、高くなくて、でもちゃんとした磁器である。
        乱高下しているスイスフランだけど、当時のレートで 2000円 くらいだったかな。もちろん、空輸費用のほうが高くついた。

イメージ 3

箱の裏には電子レンジはダメ、とか、熱いお湯に気をつけて、とかいろいろ書かれていて、
つまりはおままごとセットでありながら、実際にお茶を入れて飲むことを想定している。
日本のおままごとセットのほとんどが、プラスチック製で、食べ物を口に運ぶのには適していないのに対し、
なんとも本格的だ。

一つもピースが欠けていないことや、箱が修理してあることを見ても、
当時から彼女が大事にしていたのがわかる。
弟が小さい時は(壊されるんじゃないかと)自分のエリアに仕舞いこんで、しばらく持ち出さなかった。

このセットで、私も何度か水を飲まされたなあ……

空輸中の事故なのか、よく見ると一枚の皿に薄くヒビっぽい線が入ってしまっているのが残念だ。
ただ、裏側まで通じていないし、引っかかりもない。一枚ずつ洗って拭いていた娘が、小さい頃に見つけた。

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さて。

英語で、ほぼ一般的に、磁器を Bone China という。
中国から渡ってきているという前提で名づけられた、中国渡りのチャイナ(シナ磁器)を、
亜細亜の土ではなく、ヨーロッパの土に燐酸カルシウム(骨から採取)を添加して作ったことに起因するのだが、
乱暴に言うと、陶器も磁器もボーン・チャイナで大体通じる。チャイナだけでもいい。

この玩具は、チャイナ(磁器)である。
China tea Set と書かれている。

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すべての皿とカップの裏に、これでもか、って言うくらい、Made in CHINA が印字されているのだけれど、
私は
こんなに誇らしげな Made in CHINA を見たことがない。



将来また、このティーセットにお茶が入れられることがあるかどうかわからないが、
アンティーク食器の発生するヨーロッパの土壌が、なんとなく垣間見えるような玩具である。