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映画鑑賞録 『レヴェナント 蘇りし者』

台湾に行く間の、3時間くらいの大半を使って観た。
レヴェナント 蘇りし者

デカプリオが生魚を齧るので有名、いや、アカデミー賞を取ったので有名な映画だ。


1823年、毛皮ハンターの一団はアメリカ西部の未開拓地を進んでいた。
隊長のヘンリーを先頭に、ガイド役のヒュー・グラスとその息子のホーク、そしてグラスに対して敵意を抱いている
フィッツジェラルドたち一行だったが、ある時、先住民に襲撃され多くの犠牲者を出す事態に。
生き残ったグラスたちは危険な川を避け、船を捨てて陸路で砦に戻ろうとするが、グラスは巨大な熊に襲われて
瀕死の重傷を負ってしまう。隊長のヘンリーは余命わずかに見えるグラスを残して行くことを決断。
息子のホーク、金に釣られて居残ることにしたフィッツジェラルド達にグラスの最期を看取るよう命じるが……。 
(公式サイトよりあらすじ)


基本的に、白人は嫌な奴の面を持ってる風に描かれているんだけど、
それにしてもフィッツジェラルドはひどい。
ヘンリー隊長や、息子のホーク、そしてその友達が、ぎりぎりでいい人なので、
彼だけの人でなしさが際立つ。

でもって、もう、ひたすらひたすら、デカプリオが痛めつけられる。
人間相手だったり寒さ相手だったり、熊相手だったり、ひたすらサバイバルをして苦しむ。
でも、死なない。
彼の不死身さを、少し息子や上司のヘンリー隊長に分けてやればいいのに、
彼らはあっけなく死んでしまうし、彼を助けてくれたインディオも別の種族に襲われて殺されてしまう。
デカプリオだけが強い……って、主人公は死なない、「Z」のブラピみたいだが、
「Z」は、ぎりぎりブラピファンのおかげで興行成績を稼だかもしれないけれど、
「レヴェナント」は違う。
ストーリー的にはひたすら逃げたりサバイバルしたりだから地味だけど、
トム=ハーディもデカプリオもズタボロになって戦うのだ。

ええ。
アカデミー賞あげていいと思います。   ←何えらそうに


それでは、レセプションに行ってきます。