一期一会を打ち破る、お気に入りの蕎麦

午後からの会議なので、半日自宅でウダウダする。

テレビはショッピングものばかりで、テンションの高い「お買い得」アナウンスが耳障りだ。

ショッピングの合間に、地元番組をやっていた。
聞いたことのない地元名物や、これは亀有ローカルだったのか？　と気づかなかった食べ物が出てくる。
それよりも、すべてのロケ先が、見覚えのあるものばかりだったり
テレビ番組だから、作られたものなのだから、作為があって当たり前なんだけども、綺麗に撮るもんだなぁ



地元といえば先日、投売りをしていたのを購入してみたら、とてもおいしい蕎麦（乾麺）があった。
細麺の蕎麦の様な、素麺のような、中途半端だけれど私としてはベストな食感で、
これまで見かけたことのない商品だったから、
一見さん（←言葉の使い方が違うけど、一度しか見つからないもの）になるかな、と、警戒はしていた。
例えば「稲庭うどん切り落とし」（←短いから小鍋で一人分作るのに便利）は、半年くらいで展示棚から消えた。

ふと思い立って、ネットで探して購入。普段はそんなに安いわけでもないようだ。
蕎麦はとことん値段じゃないんだよな、とも思っているんだけども。

蕎麦通のそば、を、素麺とそばの間、とか言うと失礼かな
一期一会という言葉があるが、最近は通販があったり、ネットで人を探すのが可能だったり、
一期一会を一期一会にしないツールがたくさんあるのかもしれない。
ただ、「初見」というシチュエーションが大事なのだ、といわれれば、確かにそれが「一期」なんだけども。

このお蕎麦、冷やしてもおいしいが、息子は暖かめにして、葱と肉味噌を乗せて食べるのが好きなようだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（見えにくいけど、お椀の下のほうに麺汁が入ってます）

雨だ。

急に寒くなったから、亀たちを屋内に入れておいてよかったが……　出かけるの、寒いなあ。