ブログ引越し検討中 (仮住まい)

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どうでもいいような雑感あれこれ

<工芸>
先日、摘み簪だの撥簪だの、和装の髪飾りを検索したので、yahooのCMが和装ものばかりになっている。
購入した簪(蒔絵調)も悪くなかったが、結局地味すぎて、昔から持っていた鼈甲っぽいのを使った。

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うん、蒔絵って悪くないんだけどね、頭に挿すとめちゃくちゃ地味なんだ……
年齢的な問題(蒔絵は合わない)なのか、気に入ったものが買えなかったからなのか。 
逃がした魚―― いや、魚は食べないので逃がしてもぜんぜん惜しくないから、逃がしたカブトムシでも
逃がしたハムスターでもいいが―― 売り切れちゃってたんだよな、このシリーズ。

イメージ 2

蒔絵調なだけのフェイクだから、価格も1万円以下で、簪としては消して高いものじゃないんだけど、
このメーカーのシリーズ、華やかできれいで、欲しかったんだけどな。
メーカーは「髪飾り本舗」 さん。
アフィリエイトのつもりはないけど、同シリーズが再販されるのを願って備忘録。


<音楽>
ドラマは見ない、でも、知っているオープニング曲は多い。
1回見ればたいていの映画シーンは覚えてしまうし、
1,2回聞けばたいていのBGMは(画像とともに)覚えるという、なんの役にも立たない特技による。


オリジナルは中島みゆきの曲だが、妙に犬を連想すると思っていたら、
ドラマのオープニングで犬映像とともに流されていたらしい。
残念ながら、その有名なドラマは見た記憶がなく、子役のせりふのパロディしか知らないが、
きっとオープニングは見たことがあるのだろう、
ゴマキの歌い方を聞いたとき、なんとなく犬種が変わって、
和犬か凛々しい狼犬だったのが、シェルティみたいになった、と思った。

なお、絢香のカバーも有名で、歌はうまいんだろうけど、妙に人間くさくて残念だった。  ←なぜ
さっき聞いた、牧原敬之にいたっては…… こんなの犬じゃない。  ←だからなぜ

ちなみに、Ben E King の「Stand by me」 も、大好きな映画の映画音楽になっていたのに、
妙に犬を連想してしまう音楽のひとつだ。


<センテンス&サイエンス>
昔々、娘が生まれる前、あるいは生まれてたかもしれないけど、まだ思いっきり小さかったころ、
物書きさんの集まっている掲示板があって、時々お邪魔していた。
ものの表現法の話だったり、映画の字幕の話だったり、翻訳の話だったりして、とても楽しかった。

掲示板の管理者だった方は、今もこのブログにコメントを残してくださるが、
その中に、米国からアクセスしてくる方がいた。
日本映画の字幕を、どう英訳するか、どんな言葉を選ぶべきか、そんな話題で盛り上がっていた人だ。
画像を添付したか何かで、その方の使っているドメインがわかり、
「あれ? ついさっき見てなかったっけ、米国の大学、理工学部じゃないのか?」と、世間の狭さと偶然と、
理系なのに言葉の使い方に拘る(興味を持つ)人が自分だけではないことが、密かに嬉しかった。

言葉の端々から、先方も私が同業者ではないかと推測していたようで、
ある時、「もしかしたら、帰国して、さんの研究所に行くかも」 と、連絡がきた。
彼は翌年、研究所の同僚となり、その後、母校だという大学に移った。

今日、セミナーの大きめの会場で講演していて、彼から質問が来たときには驚いた。
私の講演には質問が山ほど来ていて、少しリラックス(あるいは麻痺)していたせいもあり、
回答の前に、「久しぶり」 と言いそうになった。
懇親会で数人で話しながら、「アメリカにいたころからの知り合いなんだよね」 「長いよね~」 と
思い出話で盛り上がったりした。


時代劇を時代劇風に訳したり、英語にはないはずの女言葉や男言葉を訳したり、という文学の立ち位置と、
より正しく、正確に、感情や感想という邪念を含めずに表現する科学論文の言葉選びとは、
両極にあるように思いがちだが
実は表現をコントロールするという観点で、同じ注意力を要するものなのかな、といまさらながら納得した。

たぶん、また、一緒に仕事をすることになりそうだ♪