ブログ引越し検討中 (仮住まい)

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芽キャベツは誰のもの

週末、芽キャベツを見つけた。
何年ぶりかで購入した。

我が家では、芽キャベツ=ハムスターである。
先代の、一番かわいがっていた爺ちゃん(♂ハムスターで長生きしたから、「爺ぃ」と呼んでた)は、
ひまわりの種よりも、かぼちゃや芽キャベツに目がなかった。
芽キャベツは口を尖らせて食べるので、かぼちゃに喰らいつく時よりも、愛らしい顔になっていた。

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私が購入してきた芽キャベツを見て、息子が沈黙する。
爺ちゃんハムスターを思い出してるんだろうなあ、と、思う。

窓の外の生垣の、椿の木の間に、爺ちゃんハムスターのお墓がある。
爺ちゃんハムスターが逝ってしまったのは、2014年の1月だが、
子供たち(中1と大学2年)は時々、思い出したように、爺ちゃんハムスターのお墓に手を合わせる。                 (1年後くらいには次のハムスターを購入し、短命だったその子も別のところ(マンションの共有スペース)に埋めたのだが。
         爺ちゃんのお墓だけは、すぐ近くにあるのだ)


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芽キャベツもかぼちゃの端と一緒にお供えにした。線香代わりの、キャンドルを灯す。

じいちゃんハムスターはカボチャをくり抜いて作った棺に入れたから、それにもう3年もたっているから、
盛り上がっていた土も、お墓を作った直後の下の写真よりも、ずいぶん沈んだ。
猫に掘り返されないよう周りに石を置いていたのだが、その石の高さが(奥の塀に比較して)年々下がっている。

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魂が天に返って、身体は土に返って、それから新しいハムスターになるのだと、子供たちは信じている。
虹の橋のもとで待っているハムスターの話と、生まれ変わるハムスターの話は、どちらも矛盾しないらしい。
待ってるかもしれないし、生まれ変わるかもしれないし。 ―――ペットを思う心は不確定性理論っぽい。

    「もう、生まれ変わって、誰かに飼われちゃってるかな」

ちょうど三回忌か……

生まれ変わったと思ってもいいし、だから生まれ変わりのハムスターを探しにいってもいいけど、
ジジ(爺ちゃんの次のハムスターで女の子)をすっ飛ばして、
いまだに爺ちゃんハムにお供えをしたくなるようでは、
まだ新しいハムスターは、飼わないほうがいいんじゃないかな。



今日は来客があったり、セミナーで自分の発表があったり、
忙しい日だったんですけどね。
その準備や休日の会議があったから、先週末から時間的には忙しかったんですけどね。

ん~ 忙しかった一日の終わりに、確かにハムスターに触りたくはなるんですが。
私がこれでは、お抹茶BOY に「まだ飼わないほうが」 っていう説得力はないなあ。