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今日の甘いもの

会議(最後の打ち合わせ)が終わったら、7時を過ぎていて、今日は『つる瀬(千駄木店)』は閉まっている。
なのでFLOのタルトアラカルト(セット)を購入してきた。

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今HPを観たら、かぼちゃタルトじゃなくて安納いものタルトのようだ。←まだ食べてない
それからクリームチーズタルトでなくてキャラメルプリンタルト。←これもまだ食べてない
オレンジのところが来たから、私がオレンジタルトだと思って食べたのは、ミックスフルーツタルトだったようだ。
が選んだのは、それぞれに見かけどおりだった様子。

いやあ、ミニ和菓子、つる瀬の和菓子、FLOのタルト、と、甘いものが続くなあ。
ついでに草履を購入したり、簪や帯を見たり、衝動買いも何やかやとしているのよ……
ストレスって散財の元、そして甘いものの元。


                         


土曜日は休日のはずだが、休めることはあまりない。
今日も学術学会の委員会や理事会のはしごだった。その後に別件の打ち合わせもある。
それに、所属組織が複数あるので、そしてそれぞれにパスできない報告事項や審議事項があって、
ダブルブッキングであっても時間調整をして、双方に出席するしかない。

昼を食べる余裕もなく移動したら、
ケアレスミスが多く仕事能力が少し足りない、そして人望もない教授が、集中砲火を浴びているところだった。

賛否の多数決審議の前の質問に対して、
      「それは私はわかっているんだから心配せずに賛成してください」 という。

「わかっているなら説明してほしい」  と、食い下がる質問者に、
      「だからこの件は私に一任してください!」 という。

ブラックボックスのまま賛否の決議などできないから、
ほかのメンバーも 「簡単でいいから回答してくれ」 となるのだが、追求するとしどろもどろ。
見る見るうちに不機嫌になっていき、お前のせいだとばかりにはじめの質問者 を睨み付ける。

……だから人望がないんだよな~ この人。
「一任」できるほど信用されてない、と言ってしまうとそれまでなのだが、
それを口頭で指摘できる素直さ(?)や親切心(??)を持つ委員はいないから、
空気の読めない は、「何で自分の発言は通らないのだ」、と、ますます不機嫌になっていく。 あーあ。


聞いているのが不愉快だったので、回覧されていた学会誌をパラパラめくる。(←サボりともいう)

回顧的な投稿文に委員会の初代委員長である助教授(当時の名称:今の准教授)の名前が出てきた。
すでに鬼籍に入ったその先生は、私が学部に入学したときの研究室の大教授だ。
50年近くたって、私はあの先生のあとを継いでいたのか……
感慨深くて、「がんばってます」と伝えたくて、涙ぐみそうになった。

   大教授は豪快で雑駁で、研究室メンバーが「どっひゃああ!」と飛び上がるようなケアレスミスも多かった。
   重要書類を入れている金庫の鍵を紛失し、
   研究室一丸となって(?)バーナーとチェーンソーで金庫破りをしたことがあった。
   でも、私たちは教授が大好きだったし、彼の仕事をサポートすることが誇らしかった。

今、会議室で集中砲火を浴びているのが自分の恩師なら、私は内容にかかわらず止めに入るだろう。
私だけではなく、少し離れた席にいるあの人も、止めに入るだろう。
恩師のやることなら、正当な理由や根拠、そして正しい判断の結果であるだろうと、信じられるからだ。

でも、集中砲火を浴びているのは恩師じゃない。だからわからない、助けないし協力もしない。
このままじゃ仕事の一任はできないから、もっと審議するための時間をとって、説明をしろ、と、思う。

自業自得なのかもしれないが、彼の信用のなさ、人望のなさを、すこしだけ気の毒に思う―――


ま、結果として、学会の仕事が滞りなく進まなきゃ困るので、
担当になった教授には、いくら不機嫌になられても、しっかり仕事をしてもらわなきゃならないんだけどね。
(そもそも、できないなら、何で引き受けたんだよ……


そんなこんなで、甘いものを買って帰ろう、と決心したのだった。