ブログ引越し検討中 (仮住まい)

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大丈夫だよ

特別快速に乗ろうと思っていたのに、ほんのちょっと遅れて、準特急になった。
この時間の準急は、特急に比べて空いている。
4人がけのボックス席に、一人か、二人いるくらいだ。

カバンをボックス席の横に置いて、その上に参考文献(英文の論文)を広げて、PCで書き物をはじめた。
    (ちなみに、締め切りは1月末日である。自分で作った締め切りなので勝手に伸ばしているが、後がないといえば、後がない)
発車直前に、遠出して来た営業さんっぽく見える男女(仮にとする)が駆け込んできた。

 「ここ、いいですかぁ?」

    「………(英文を書いていたので、一瞬 “Sure”といいそうになって黙りこんで―――頷いた)」

 「……すみません………」  *1

 「保育園で何時間くらい預かってもらえるものなんですか?」  ((お。お兄ちゃんも参戦か。悩める適齢期

   「7時から7時くらいの所もあるし、夜の9時ごろまでOKのところもあるし……
      認可とか無認可とか、聞いたことありますか? 料金も、預かり時間もいろいろですね」

 「う~む(←ホントにこんな感じw)。」
     
   「大丈夫ですよ 旦那さんでも、親御さんでも、保育園でも、いろんな人に助けてもらって、
     保育園落ちた、っていうあのツイートだって、保育園や国のシステムには文句言ってるけど、
     結婚したことや、子供生んだことを後悔してるわけじゃないし」

 「あ、そうですよね」 といって、二人で顔を見合わせて、にっこり。
                                                     ((あらぁ、カップルだったのか


   「お、おしあわせに


女の子は、一気に心配事が噴出して、思わず声をかけてきたって感じだった。
あんなに調子よくて元気(他人に平気でしゃべりかけられるキャラ)な女性でも、不安はあるんだろうな。
近くに働く女の人がいないのかな、いや、同じ会社の人にはかえって聞きにくいのか。

将来を考えて、準備しようとする姿勢は偉いなあ、と思うし、感じの悪いものでは決してないが、

「なるようにしかならんから、とにかくやってみ?」

と、思うのは私だけだろうか。
条件がそろわないと結婚しない、子供を生めない―――条件厳しすぎないかな、考えすぎもよくないよ。

まあ、とにもかくにも、お幸せに。



*1:あ。微妙に関西アクセントだなあ

    「こちらこそ。この荷物、邪魔じゃないですか?」

 「平気っす。(英語の紙類を見て) 英語の先生ですか?」 ((さっき黙ったのは日本語が通じないとでも思ったのか

    「いや、英語でなくて、つくばの普通の研究所です」

 「かっけぇぇ(←こんな感じの言い方)。結婚してもバリバリ働いてるって感じですね」  ((それ、指輪チェック?

 「おい、さん、いきなり迷惑だよ」  ((同期の仲良しが一緒に出張してきたって感じかな、女の子のほうが元気

 「これも何かの縁やし―――大変ですか? 結婚すると」  ((関西の女の子は、若くてもオバちゃんっぽいんだな

   「そんな大変じゃないですよ、結婚しても独身でも、大変な仕事は大変だし楽なら楽」

 「子供いても、保育園に入れなかったりいろいろ聞くと心配で」 

   「ああ……でも、関西のほうが東京よりもベビーシッター会社がたくさんあるし、
     保育園のシステムも充実してるんじゃないかと思いますよ。
     毎年環境がよくなってる感じがするし」
  ((この後「何で関西ってわかるんですか?」「わからないわけないでしょ」「だって東京語話してたやんか」……みたいなやり取り