今春の桜もそろそろ見納めか

東京理科大の金町キャンパスから、６号線のほうに直行しようとして、常磐線をくぐってみた。
桜がたくさん植えられた小学校があって、なんだかラッキー。

まだ結構残っているなあ、と思ったのだが、写真に撮るとすっかり寂しくなっている。
今年は、東京の桜は早かったから、これでも持っているほうかもしれない。

これも同じ小学校。
花を楽しむ小学生は、そんなに多いとは思わないが。　幼稚園生は花が好きなのに、なんか不思議なものだ。

東京に比べると、つくばがまだ花が多く、職場内でも桜のアーケードをくぐって隣の建物に移動する。
毎年なので見慣れてしまったが、外国人研究者は桜に惚れ込んでいる人も多いようだ。
彼らは、桜のすばらしさは写真では伝わらない、という。

花に包まれたようだとか、人よりも花が多いのだとか、
お互いにとっての外国語である英語で話しているので、語学の壁もあるのだろうが、
言葉が自由に選べないからこそ、言わんとしていることはよく伝わってくるようにも思う。

「とにかく、世界が全部桜の花になって」、
「花を見ているのではなく、花に見られている気持ちになるんだ」、
「花の色が自分に移るんだ」　そんなことを言う。　うん、言いたいことはくわかるよ。

この季節の日本に、親を連れてたい、と、来日して２ヶ月のポスドクさんが言った。

ちょっとホームシックかのかな