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(兵庫)姫路城&大石神社に行ってきた

今年20歳になった剣士娘はいわゆる歴女だ。
八犬伝と江戸時代と土方歳三をこよなく愛し、茶道と剣道をたしなみ(?)、和服を着る。
母親が出張の合間に訪問した名所旧跡を、うらやましく思っていたらしい。
週末、兵庫に行くことにした(というより、行くことにされた。)

           「え、私、土曜日は委員会が……」   
                      「午後からなら大丈夫だよね?」



11時過ぎまで湯島で会議をして、とは 11時半に東京駅で待ち合わせた。
ゴールデンウィークの始まりの東京駅はごった返していて、
友人に渡す手土産と、お弁当を購入して、大急ぎで新幹線に乗車。

大学3年になった彼女と、ゼミの話だのインターンシップだの話しているうちに、姫路に到着。

姫路城は、駅からまっすぐ見えて、迷いようもない。徒歩で行っても15分くらいなようだ。
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小雨が降っていたはずだが、それも上がって美しい。
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日本史が好きだと、こういうお城の中もあれこれと興味があるらしい。
薙刀や刀をかけてあったらしい壁の棚と、道場(訓練室?)などもあって、
剣道大好きなには、なかなか楽しい場所なようだ。しかし、階段がめっちゃ急なんだが。
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いや、この雰囲気のよさはわかるよ。ロフトみたいで。
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 「え。お菊の井戸ってここにあったのか」
 「一枚二枚、一枚足りな~い、っていう怪談のやつ?」
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 「でかい……」
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 「犬夜叉の井戸とか、貞子の井戸みたいなサイズを思ってたんだけど、むしろマリオ?」
 「馬に乗って飛び出してこれそうだね」



宿は赤穂なのだが、早く閉まってしまうと聞いていたので、姫路駅の周りで食事を取る。
姫路城と駅の間、たぶん駅からは5分以内の【善家】イメージ 7

居酒屋然とした入口と似合わず木の階段を上っていく店内は、落ち着いていて高級そうだ。
日本酒メニューがいろいろあって、あまり酒を飲まないのを申し訳なく思う。
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メニューは居酒屋風。姫路の料理を検索すると、おでんと神戸牛が出てくるのだが、
泡尾鶏とか播州百日鶏もこの辺のおいしい鶏だし、関西はおいしいもの多いんだよな……
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それでも9時過ぎには食事を済ませて播州赤穂に到着。
やはりコンビニくらいしか開いてないので、姫路で食事を取ったのは正解だったようだ。
駅からタクシーで本日の宿、赤穂ロイヤルホテルへ。

素泊まりだったが、大石神社に隣接したそこは、遠方に海や山が見えてなかなか眺望がよかった。
忘れちゃいけない、このホテル、大浴場がついているのもお勧めポイントの一つ。
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翌朝は朝の散歩とばかりに大石神社へ。は二度目の訪問だ。
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前回訪問時にやみ落とした水御籤を、剣士がひく。
水に浸して出てきた文字が大吉だったので大喜び。
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大石内蔵助の庭園で、巨木を見る。枝の上に苔や植物がしだれていて、神々しい。
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ブランチは、大石神社を出てすぐの討ち入り蕎麦の【巴家】に入る。
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おろし蕎麦を頼んだが、大根の辛味が強く、海苔の乗った蕎麦も胡麻の乗った蕎麦も硬めで美味だった。
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そんなに時間があるわけではないので、播州赤穂駅に向かう途中に息継ぎの井戸に寄る。
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 「そうだよ、これが正しい井戸だよ。かごめちゃんサイズで貞子サイズで、つるべがある」
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母親のイメージするWELL(井戸)は、すり鉢上の地形の坂道をらせん状に降りていくと、
中央に水の溜まった場所がある……んだけどね。 それぞれにいろいろあるらしい。


そういうわけで、次は相生の研究機関に向かう。