緊張の日々

夫とは年齢が離れているので、同時期に研究室にいたことはないが、
同じ大学の、同じ研究室の出身だ。

大学院を卒業するとたいていは同系統の職種につくので、
私と夫も所属学会が同じで、同じ講演会で顔を合わせたり、調べ物をしていてお互いに文献を紹介しあったり、
それなりに協力をしあうことが出来る（ことが多い）。

ただ、一時期、私の上司が彼のライバル会社と共同研究をはじめて、
しかも当時最も熾烈な半導体業界の先端をつついていたから、
家庭内産業スパイみたいに、お互いのPCに（職場にいるときよりも神経質に）ロックをかけたり、
いつどこの出張に行くのか、伝え合わないようにしたり、と、ちょっとだけ緊張の日々を過ごした。

今はお互いに別の研究テーマに従事しているから、問題ないはずだった。


先週末、某学会と某学会の合同委員会に出席したら、相手側の委員会の一員として夫がいた。
ぶっちゃけていうと敵方である。　
企業ネタとは違って、学術学会のあれこれだから、金が絡まない分ユルいけど、

なんというか、びみょ～だ。

今のところこっちが優勢だから良いか。　←そういう問題じゃない



そういうわけで久しぶりに外で（子供抜きで）会ったので、一緒に食事をしてきた。

神谷町のロイヤルホストの隣の「スパイスプラス」っていうカレー屋さん。神谷町はカレー店が多い気がする。　
ところで　　「超呪い やる」って、アグレッシブだね、もん吉。

店の中はこんな感じで、ファミレス的ではあるものの、表示などもどことなくオーガニック。
店の奥で隣のロイヤルホストとつながってるのかな――この構造は。
　
中央の大きなテーブルでは、少し前まで外国人の女性一団が、ワイワイしてた。
（適度な落ち着きが日本在住の人達のようだが、支払いでまた盛り上がっている）。

三種類のカレーとナンと、玄米のセット。これは夫が注文した。
量が多くて、しかも辛かったそうだ。

こちらは私が注文したカレー。基本形(500円)に野菜とキノコをトッピング。私もライスは玄米に。
それなりに美味だったが、お米はSサイズにした方が良かったかも（これはノーマル）。

サラダバーをつけたのが、満腹の理由だったかもしれない。
サラダバーも、種類が少なくいものの、海草や大根など女性客を想定しているようだ。

なお、お店のコンセプトは、『もっと野菜を』　だそうだ。
気合は良くわかるメニューでした。