@新幹線 (私は鉄道オタクではないのだが)
新幹線にはいろんな人が乗っている。
私はたいていパソコンを開いて仕事をしているか、眠っているので、隣の席の人に気づかないこともあるが、
時には腹立たしい態度の人もいるし、面白い行動をする人を見かけることもある。
さきほど、仙台から東京に戻ってきた。
日曜日の新幹線はそれなりに混んでいて、
私は特に急がないので、郡山だの那須塩原だのにも停車する、各停新幹線(やまびこ)を利用した。
ちなみに往路は上野で乗ると大宮に留まるだけで仙台まで行ける、函館行きの速い奴(はやぶさ?)だった。
上野で降りるので、通路側の座席にいることが多いのだが、
よく考えれば各停新幹線なら、短距離で使う人もいるのだよな……
山のグラデーションがきれいだったのだが、写真には写らない。
福島で、60歳くらいの小柄な女性が乗り込んできた。
結構な荷物だったので、 「上(網じゃないけど網棚)に載せましょうか?」 と、聞いたら、
「すぐだから大丈夫です」と、穏やかに言って、奥の席にかけた。
すぐにスマホに電話がかかってくる。立ち上がろうかどうしようか悩んだみたいだけど、
ちょっと会釈をして「どうぞ」、と合図をすると、そのまま耳に当てた。
聞くとはなく、会話が耳に入ってくる。
「ええ、ええ、ええ、今度は大丈夫よ。でも、新幹線の時間が違ったのよ。10分も遅れてて」
。oO *1
「大丈夫だったら。30分もすれば仙台だから」 「ほあ?」
「改札の所で待っててくれれば……」 「お、お取り込み中ですが…… この新幹線、違います」
「? (電話に)ちょっとまって」 「逆向きです、東京行きです、これ」
「あらあ……。 ごめんなさい、もう少し遅れるかも」
女性は落ち着いて、電話を切った。
ありがとうございます、ってにこやかに言われたから、
「すぐに郡山ですから、乗換えられたほうがいいですね。
(荷物上げないでよかったですね……各停でよかったですね……早く気づいてよかったですね)
(その他諸々言葉にならない)」
さんは、何度もお礼を言って、郡山で降りていった。
おっとりして上品そうな女性だったけど、そういえば電話でも、「今度は大丈夫」って言ってたな。
前回はどこ行きに乗ったのだろう?
荷物たくさんあるのに……次はちゃんとくだりの新幹線、乗れるかな。
きっと仙台駅で待っている方も、お疲れ様です。
迎えに来たほうが早いんじゃないかな、と思ったのは内緒。
<名前で速さを考える>
そういえば前に考えたことがある。
新幹線には速そうな名前が付いていることが多い。
確かに、はやぶさはびゅびゅっと飛んで、獲物を捕らえる素早いイメージがある、
だいたい180km/hourで飛ぶことができるんだそうだ。急降下時には350km/hour。
ハクタカはどんな鷹だか知らないけど、鷹種は40~60km/hour、でも急降下時には250km/hourとな。
トキはデータがないのだが、サギやツルが50km/hourだから、大体そのあたりだろう。
参考までに、ツバメの巡航速度も50km/hourだ。 新幹線ツバメ…… どうかな。
ハクチョウは50-80km/hour。特急スーパー白鳥っていた気がする。新幹線じゃないけど。
イヌワシやグンカンドリも100km超えらしい。
ダチョウは少なくともハクチョウやトキより速そう(70km/hourで鷹たちの巡航速度くらい)だが、
新幹線ダチョウは、あまり速そうじゃないと思う。新幹線ハシビロコウも、駄目な気がする。
やまびこやこだまも 「やっほ~」が 「やっほ~」って戻ってくるのどかなイメージがあるし、
各駅停車の新幹線についている名前だけど、
仮にも音速なので、340m/second、時速にすると 1224km/hour …… やまびこ速っ
でも、まあ、一番速いのはひかりなんだけどね。30万km/second、時速だと1080億km/hour……
はじめにえらく速いものつけちゃったんだなあ。
ああ、北陸新幹線のかがやきも同じ速度かも。
新幹線タキオン――― 途中下車禁止。 いや、ちょっと思いついただけです。
私はたいていパソコンを開いて仕事をしているか、眠っているので、隣の席の人に気づかないこともあるが、
時には腹立たしい態度の人もいるし、面白い行動をする人を見かけることもある。
さきほど、仙台から東京に戻ってきた。
日曜日の新幹線はそれなりに混んでいて、
私は特に急がないので、郡山だの那須塩原だのにも停車する、各停新幹線(やまびこ)を利用した。
ちなみに往路は上野で乗ると大宮に留まるだけで仙台まで行ける、函館行きの速い奴(はやぶさ?)だった。
上野で降りるので、通路側の座席にいることが多いのだが、
よく考えれば各停新幹線なら、短距離で使う人もいるのだよな……
山のグラデーションがきれいだったのだが、写真には写らない。
福島で、60歳くらいの小柄な女性が乗り込んできた。
結構な荷物だったので、 「上(網じゃないけど網棚)に載せましょうか?」 と、聞いたら、
「すぐだから大丈夫です」と、穏やかに言って、奥の席にかけた。
すぐにスマホに電話がかかってくる。立ち上がろうかどうしようか悩んだみたいだけど、
ちょっと会釈をして「どうぞ」、と合図をすると、そのまま耳に当てた。
聞くとはなく、会話が耳に入ってくる。
「ええ、ええ、ええ、今度は大丈夫よ。でも、新幹線の時間が違ったのよ。10分も遅れてて」
。oO *1
「大丈夫だったら。30分もすれば仙台だから」 「ほあ?」
「改札の所で待っててくれれば……」 「お、お取り込み中ですが…… この新幹線、違います」
「? (電話に)ちょっとまって」 「逆向きです、東京行きです、これ」
「あらあ……。 ごめんなさい、もう少し遅れるかも」
女性は落ち着いて、電話を切った。
ありがとうございます、ってにこやかに言われたから、
「すぐに郡山ですから、乗換えられたほうがいいですね。
(荷物上げないでよかったですね……各停でよかったですね……早く気づいてよかったですね)
(その他諸々言葉にならない)」
さんは、何度もお礼を言って、郡山で降りていった。
おっとりして上品そうな女性だったけど、そういえば電話でも、「今度は大丈夫」って言ってたな。
前回はどこ行きに乗ったのだろう?
荷物たくさんあるのに……次はちゃんとくだりの新幹線、乗れるかな。
きっと仙台駅で待っている方も、お疲れ様です。
迎えに来たほうが早いんじゃないかな、と思ったのは内緒。
<名前で速さを考える>
そういえば前に考えたことがある。
新幹線には速そうな名前が付いていることが多い。
確かに、はやぶさはびゅびゅっと飛んで、獲物を捕らえる素早いイメージがある、
だいたい180km/hourで飛ぶことができるんだそうだ。急降下時には350km/hour。
ハクタカはどんな鷹だか知らないけど、鷹種は40~60km/hour、でも急降下時には250km/hourとな。
トキはデータがないのだが、サギやツルが50km/hourだから、大体そのあたりだろう。
参考までに、ツバメの巡航速度も50km/hourだ。 新幹線ツバメ…… どうかな。
ハクチョウは50-80km/hour。特急スーパー白鳥っていた気がする。新幹線じゃないけど。
イヌワシやグンカンドリも100km超えらしい。
ダチョウは少なくともハクチョウやトキより速そう(70km/hourで鷹たちの巡航速度くらい)だが、
新幹線ダチョウは、あまり速そうじゃないと思う。新幹線ハシビロコウも、駄目な気がする。
やまびこやこだまも 「やっほ~」が 「やっほ~」って戻ってくるのどかなイメージがあるし、
各駅停車の新幹線についている名前だけど、
仮にも音速なので、340m/second、時速にすると 1224km/hour …… やまびこ速っ
でも、まあ、一番速いのはひかりなんだけどね。30万km/second、時速だと1080億km/hour……
はじめにえらく速いものつけちゃったんだなあ。
ああ、北陸新幹線のかがやきも同じ速度かも。
新幹線タキオン――― 途中下車禁止。 いや、ちょっと思いついただけです。
*1:そうだったかな…… まあいいや、急いでないから