なんて夢のないテレポーテーションなんだ

　。ｏＯ *1

昨日は朝、腸炎になったお抹茶を病院に連れて行き、
その後湯島の委員会に参加し、
そのあとで友人のお父様のお通夜に行ってきた。

内科といえども病院に喪服で行ったら嫌がらせ以外のなにものでもないから、
少しだけ着替ればごまかせる程度の服にし、そのままの格好で委員会はすごして、
最後に学会事務局で着替えさせてもらって、お通夜の席に滑り込んだ。
催事場は昔、恩師のお通夜やお葬式をした場所だったので、
「私、こんなに働いてるんですよ」　とか何とか、色々いいたいことがあってふさぎかけたが、
友人のお父様はご高齢だったので、涙々の席ではなかったのがまだしもだ。

せっかくの湯島だから、和菓子を買いたかったんだけどな。そんな余裕はなかった。

そして今日。
現在、私はある学術学会誌の編集長をしているのだが、今朝はトラブルが発生した。
本来届いていなければならない原稿が届いておらず、しかも代替ができない記事だった。
仕方なく、学会事務局と協力して原稿の追加（代理執筆というのか）や、差し替えを行うことにした。

だって印刷所の入稿締め切りが今日なんだもんよ……
午後のセミナーでは自分の発表があるのに、その準備もしたいのに……
研究室のポスドクさんに連絡して先に行くように頼み、（←この人は私の代理で発表できる）、

高速で原稿書き。誤字脱字なんか知らねえ

印刷所に送りつけるよう、事務局に連絡し、今に至る。
これからセミナー会場にまた移動だ。

今日のセミナーは筑波大の東京キャンパス。近くてよかった。（つくばなら諦めてた）
ちなみに、同じ敷地に放送大学の本部がある。

電車は過剰に涼しくて、外はイラつくほどに暑い。
会場から会場にテレポーテーション（瞬間移動）したい、と、思って、
自分の夢のなさに、うちひしがれる―――

せめて土砂降りの雨を引き寄せる、テレキネシス能力でもあれば。　
あ、それってやり方でぼろ儲けできるな、と連想して、再び自分の夢のなさに肩を落とす。


心を亡くすと書いて、忙しい―――よく言ったものだと思う。

でも、今日の懇親会（＠筑波大）のお料理は、どれもとても美味でした。

*1: 瞬間移動したい。