緊張緩和とダヤンその他

夫が役員をしている所属学会と、私が役員をしている所属学会で、共同で作業をすることになった。
ある意味敵方・対立側となるわけだから、ちょっとした緊張も伴ったが、
晴れて学会同士の合意にいたり、昨日（土曜日）は合同の委員会やら、打ち上げやらをやってきた。

　　　　　　ちなみに、私や、相手方の役員はその前日（金曜日）からネゴシエーションに走っていて、
　　　　　　今後共同で契約する会社の人と、状況説明や契約内容の詰めを行ったり、
　　　　　　これは誰に公表していい情報、これはどこまでで止めておく情報、
　　　　　　これは時限つき、これは絶対誰にも言えねえ、なんていう情報の整理をしたりした。

金曜日はちょうど剣士娘がインターンシップで虎ノ門に来ていたので、仕事後に会うことにする。
彼女はカレーが好きなので、先日夫と入ったカレー屋さん『スパイスプラス』に行く。
（正確には、私の仕事が終わるまでそこで待っていてもらった。八幡神社などもうろついたようだ）

絶対に多いよ、と言ったのに娘が注文した玄米でノーマルサイズのキーマカレー。
豆味の強いカレーで、あまり辛くなく、野菜がおいしかったそうだ。

こちらはチキンライス。長粒種のバターライスは、一見、穏やかそうに見えるが、
生姜やスパイスのトッピングで思いっきり異国風になった。もちろんサイズはSサイズ。

母の日に何も贈らなかったから、と、ダヤンの雑誌（バッグつき）を貰った。
ダヤンの絵本は、彼女が子供のころから「ママの本」として大事にしていたし、
剣士も（小学生でサイズが合うころは）ダヤンのお弁当箱や、マドラーも使っていたから、
自分でも中身を見たかったに違いない。　と、いただく。

去年のものもあるようだったので、ちょっと探してみたら、プレミアついて10,000円以上になってる
なんとなくその辺でダヤングッズを持っている人が増えた気がしていたのだが、そういうことだったのか。

よ、感謝するよ……　

早めの夕食の後に、夏のリクルートスーツを買ってほしくて会いにきたのがミエミエだったが。
例によって、彼女は着るものにこだわりはあるが、金はかけないので、親としては楽だ。
靴二足とウォッシャブルサマースーツ、合わせて２万円くらいのものですむのは、若いからだよなあ、と思う。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

そういうわけで、昨日は神谷町の炭火焼の店、越後屋玄白総本山。
一見、敷居が高そうだし、お魚店のようだが、
夫を含む日本酒呑みが10人以上いたので、私に選択肢は無い。　
ほっけや青魚の干物類も、非常においしい―――らしい。
純米吟醸酒や清酒が各種取り揃えられ、
八海山、黒龍、浦霞、天吹、七本槍（←滋賀県民が注文してた）など
ほとんどの種類の酒を出してもらったと思う。
最後は「にごりジャバラ」なんていう、果実酒まで注文していた。

面白かったつまみはこれ。
燻りがっこ（大根の漬物の燻製）にクリームチーズがとてもあう。

それから、話のネタに注文したおにぎり。鮭のほぐし身と、ゴマが利いていてこれもいける。大きいけど。

あと、良さ気なお店かな、と思ったのは、店員さんたちが礼儀正しいながら明るかったのと、
食器類がみんないい感じだったことかな。冷酒用の片口酒器が、黒に近い深い藍色でとても綺麗だった。

なんとなく、今後も行きそうな店だなあ。