ブログ引越し検討中 (仮住まい)

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「お世話になりました」

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東京タワーの足。上だけが美しいわけじゃない。


お抹茶BOYは、地元の友達と同じチームでバスケットを行うために、
中高一貫の今の私立校から、地元の公立校に転校したいと言っていたのだが、
担任の先生や友達とはとてもうまくいっているし、外に出たら高校受験もあるし、と悩んでいる。

先日は中学の三者面談(両親とも学校に出向いたので4人)で、
ひとまず先生に説得され、今いる学校のバスケ部を改革することにした。
そうは言っても、中2から高校生を仕切っていた姉のような度胸や負けん気はなく、
不安でヨレヨレして、地元の友達と夜の公園(バスケットゴールがある)で練習をしながら、遅くまで喋っている。

昨夜は友達のマンションのエレベーターホールで、喋りこんでいたそうだ――――10時過ぎ。
 
   「こんなに遅くまでどこにいるの?

       「まだもうちょっとかかる」

   「駄目。危ないから早く帰ってきなさい

       「大人が一緒だから大丈夫」

   「大人? 誰?

       「けーさつ」

何があった、事故でも起きたの? 補導されたの? 引き取りに行かなくて大丈夫? 云々かんぬん。
家族ラインで話していたので、父親も参加していろいろ聞きまくったのだが、
 「家に帰ったら話す」 と、ラインは切れた。



よくよく聞いてみれば、マンション住人の友達のお宅は、
ご近所(並びの部屋)のおじさん(おじいさん)とトラブルがあったようで、
酔っ払ったおじさんに、その子を含む中学生3人が絡まれた――そうな。
やり取りしているうちに、殴りかかってきたので、お抹茶BOYが警察を呼んだ、とのこと。
  
      剣士が以前警察のお世話になっていたので  *1
      抹茶は警察を呼ぶことに躊躇がないのだ。

というわけで、酔っ払いおじさんと、中学生3人で、事情聴取をされていたんだそうだ。 
子供側に警察沙汰にされるなんて、おじさん驚いたろうなあ……
ところがそれだけでは終わらなかった―――らしい。


本日、公園で友達とバスケ練習をしていたら、警察がやってきたそうだ。
「一人の子に他の子が集団で暴力を振るっている」、と通報があった、とのこと。

         「え??????」

で。 マンションの子曰く、
警察を呼んだおじさんBは、やっぱりご近所の人で、昨日のおじいさんと親しい人、だそうな。
何をどう頼まれたか知らないが、大人げねえなあ……警察にも迷惑じゃん。
おじさんBと少年たちに事情を聞いて、警察は誤解だということで帰っていったそうだけど、
2日続きで地元のおまわりさんと対峙した彼は 「疲れたぁ――凹むわ」 と、ベッドに延びた。

   「そんなに毎日警察来てたら、学校に言われちゃうんじゃないの?」

   「補導されたわけじゃないから、親や学校には連絡行かないって」  ←君、自分で親に喋ってるけどな。



酔っ払いおじさんAに絡まれたとき、彼はスマホで、友達に殴りかかっていくおじさんの動画を撮影していた。
おじさんAはやってきた警察に、うるさいと注意したら、中学生たちが暴れ始めた、と言ったそうだ。
そのままだったら、子供が悪いことにされちゃったのかな。彼の撮影動画はそれなりの説得力にはなったらしい。
子供の一人は顔にあざを作っていたというし。

公園のボール遊びは制限されていて、子供たちは遊ぶ時間も発声音量もかなり抑えられている。
この街の子供たちは、グレていてもいなくても、周りに迷惑をかけない程度には静かだ。
奇声を上げたり大騒ぎするのは、外から来た観光客と、病んだ人―――それから短気な高齢者だ。

下町は人格者の老人が多く、暇に飽かせて目を光らせてくれているから、安心な面もあるのだが、
老人の入り口くらいの年齢層には、おかしな人も少なくない。

剣士娘も同じ事を言っていたが、小学校高学年~中学生は、病んだ大人のストレスのはけ口にされやすい。
身体が大きくなり、力が強そうになれば絡まれなくないのだろうけど、
変な老人たちに目をつけられているあいだ、
もうしばらくは、おとなしくしているしかないのかなあ。



……明日は箱根に出張です。 寒いかな。

*1:。o O ((紛らわしいっ。警察で剣道習ってただけでしょ