ブログ引越し検討中 (仮住まい)

yahooブログからの引越しを検討中です。現在テスト使用中。

懐かしいもんかっ

学生のころ、イラスト描きのアルバイトをしていた。
ついでに、雑誌の編集室で、文章も校正したりした。
ページの埋め草に、10行とか20行とか、イラストにくっつける文章とか、簡単なものを作った。
そのうち、「映画評書いてみる?」 などと、ど素人なのに試写会に送り込んでもらったりした。 

間違い探し的な校正は得意でなかったが、イラストと、文章は得意になった。
今でも校正は苦手だ。もん吉もいるし。


何が得意って、感動しているようにみえる文章、興奮しているようにみえる文章を、
心をこめずに書くのが得意になった。 
自分がどんなに感動していたとしても、
文章を書くときにはクールでいないと、読み手にうまく伝えられない、
という事を学んだ。

締め切り前の大騒ぎや、校了前の修羅場みたいな編集事務所で、そんな事を学んだ。


それから何十年もたって、仕事のひとつとして、学術学会誌の編集作業をしている。

新しい会誌を創刊するので、表紙デザインの選考から、各ページの体裁、
どこに文字を入れて、どんなフォントにして、紙質をどうする、ヘッダの文字は中央か両脇か、
年一冊が学術会誌の巻ナンバーで、それを12ヶ月に分けて出版する形になるから、
一つのページに対して、年通しのページと、各月号のページが二つ割り振られるのだが、
それをどのように入れるか……  

半年くらいずいぶん苦労してきたのだが、本日校了……



奇数ページと偶数ページの調整で、白ページ発生しちゃいます、となっ
……書きますよ、書きますよ、ええと、原稿募集でも入れればいいかな?


あ。また白ページ出ちゃいそうですう
じゃあ、何で表裏で調整しないの? え、見開き原稿が崩れる? 今度はどんな原稿入れよう?


なんてことを、出版社と印刷会社と学会本部と編集委員(大学教員複数)とで、
昨夜からメール100通近く、電話20通話近く。
本日午前10時の校了予定が、1時間30分遅れた。 

ぜーぜーぜー

なんというか―――もしかして、懐かしいのか? これ。
いや、そんな事はない。 ランナーズハイなど感じていないぞ、私は。
おい、そんなさわやか満載なメール送ってくるんじゃないっ


昨日は別件もいろいろあったし、クリスマスパーティどころじゃなかったんだよな。 ほんとは。
と言うわけで、やっと会社に出勤できる。



あ★クールじゃなく書きなぐってるので、文章が変かも。