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映画鑑賞録『君の名は。』

お正月に録画してあった『君の名は。』、を観た。
おお、おばあさんが日本昔話の声だ

   1,000年に1度のすい星来訪が、1か月後に迫る日本。山々に囲まれた田舎町に住む女子高生の三葉は、
   町長である父の選挙運動や、家系の神社の風習などに鬱屈(うっくつ)していた。
   それゆえに都会への憧れを強く持っていたが、ある日彼女は自分が都会に暮らしている
   少年になった夢を見る。夢では東京での生活を楽しみながらも、その不思議な感覚に困惑する三葉。
   一方、東京在住の男子高校生・瀧も自分が田舎町に生活する少女になった夢を見る。
   やがて、その奇妙な夢を通じて彼らは引き合うようになっていくが……。
シネマトゥデイ よりあらすじ。


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カエルさんの所で散々突っ込みどころを聞いたので、天体ショー以外の部分は楽しもうと思ったのが、
やはりストーリーの都合に合わせた非現実的な部分については、
タイムスリップ&人格入れ替わりだけにしておいてほしかったな、と思う。

そう、人間入れ代わりとか時間のずれとか、パラレルワールドが特定の場所や条件で接しているとか、
そういうのは、話の根本にかかわる部分だから許そう。
彗星軌道に関しては、1000年超の周期で地球と太陽の間を回るか? 太陽に食われるんじゃね? 
と、思うけど、地球外物質(←いや、地球【外】物質だけども)で、
重さ(比重)が違えばこういう軌道もありうるのか? とかなんとか。 
―――そこもまあ、いろんな可能性を考えつくせばどうにかなりそうなので、許そう。

でも、でも、でも、空で割れた彗星が、ほんの2,3時間で地表に落ちるって、どーなのよ?
ほんの2,3時間で、避難がほぼ完了するってのも、どーなのよ?

ストーリー変わっちゃうし、止むを得ないのかもしれないけど、残念だなあ。


なお、瀧くんが中身の三葉が、一番かわいいと思う。