趣味って見つけるものなのか？

■教えないパターン■

確かに仕事時間長いし、仕事が趣味というか、
研究っていうのは趣味的なこだわりでやるものだけども、さ。

「仕事ばかりじゃなく、趣味も見つけないと駄目よ」　

ってのは、私にかける言葉として、的外れなんじゃないかと思うんだ。
お互いによく知らない間柄だから、私の趣味を知らなくてもしょうがないけど、

「そ～ですね～」

以外、答えられないじゃん。
あるいは　 「仕事が趣味みたいなものですから、おほほほ」 とでも。

実際のところ、「私は○○が趣味です」　という会話をしたくなる間柄ではない
ということも、趣味が知られない原因かもしれないけどね。


■教えたけど……パターン■

昔、私が中期滞在しているドイツの研究所に、会議で出張して来た人（←研究所の同僚の一人）に、

「ブログ書いてるので、近隣の飲食店情報などどうぞ」　
と、このブログを紹介したら、
仕事以外の話題がたくさん書かれている、と、びっくりしてた。

その人には、私は研究所の仕事以外はしない人に見えていたんだそうだ。

　「子供いたんですね」　……って、そこからかい



■趣味は探すものなのか■

映画が好き、着物が好き、ハムスターが好き、創作料理が好き、
くだらない計算や統計処理も趣味のひとつ、というより条件反射か。
文章が好きで、小説を読むのが好きだけど書きたいと思うこともある。
英会話は趣味ではなく、友達と喋ったり、趣味の意見交換をしたり、仕事したりするためのツール。
美術館めぐりとイラスト描きや工作は、酸素だな。　なくては生きられないかも。

うん、工作と着物がリンクすることもある。
･･････もちろんブログも趣味といえば趣味みたいなもんね。
この中のどれかが趣味、といえるのか、それともたくさんありすぎて趣味とはいえないとみなされるのか。

　　　そうそう、大学の老教授は、金を稼げるようになってはじめて趣味といえる、とか言ってた。
　　　趣味のことを書いてベストセラーになっちまうような物理学者は知らん。
　　　科学エッセイはともかく、なんだよ、『スキーの物理学』　って。


でも、偶然今日見つけてしまったこういう宣伝……　　みつけよう　大人の趣味
そーゆーもんなの？　と思うわけだ。

ガラス細工や、彫金などを趣味にしている友人がいて、
ああ、自分の趣味とぴったりかぶってはいなくても、
私は美術や工芸系の趣味のある人と仲良くなってるのかな、なんて事を考える。
完全にかぶっていないから、とても興味があるのかもしれない。

彼女には来週、出張帰りに会う予定にしているので、楽しみ♪


■これは趣味のつもりはない■

文章を書くのは好きだが、教科書を書いても面白くはない。
だから、これは仕事のつもりなのだが、
４月に出版予定の書籍の、著者校正がすんだと思ったら　（←リアル知り合いさんには紹介します）
次の出版物の話が来た……　本日は第１回目の打ち合わせだった。

う～ん。　こちらの出版は２年後くらいかな～