ブログ引越し検討中 (仮住まい)

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実は追い詰められているのだ

先週はインフルエンザ休暇(インフルエンザになったのは息子で、正しくは休暇じゃなくて在宅勤務だが)で
ホラー映画週間になっていたのだが、実は仕事もそんなに余裕があるわけではない。

共同研究契約の書類やら、競争的外部資金の公募書類やら、特許書類やら研究論文やら、
結構な数の書類をこなして、まあ、その横でホラー映画が流れていたわけだが、
そういうわけで、心ここにあらずで何度か巻き戻して、お抹茶BOYに文句を言われたりしていた。

日曜日に至っては、遠方の大学にいる体力自慢の助教さん(31歳)と、
LINEをしながら書類を作っていて、はっと気が付いたら朝の6時だった―― おばさんには辛い時間です。



さて、オイルメジャーとか、穀物メジャーとか、巨大企業を呼ぶことがあると思うのだが、
昨年末、スーパーメジャーとも呼ばれる米国の超巨大企業が、
 「資金を出すから共同研究をしないか」、 とコンタクトしてきた。

どのくらい大きい会社かというと、共同研究者の某大学教授いわく、
「トラブルになったらゴルゴ13が出てきそうな会社」 ――である。


研究費がほしいのは山々だが、そもそも我々は国の研究機関にいるわけだしね、
「日本国内の研究費でここまで開発したもの使って、何ゆえ海外とコラボすんの?」 って話なので、

 「共同研究は研究者の自由にならなくて、契約担当部門に相談するから」 と、はぐらかしたら、

 「それなら、米国に呼ぶから、直接話をしないか」と、食い下がる。

追い込みきついな、と思いつつ、

 「米国に出張するチャンスがあると思うので、その時にでもぉ」と、逃げた。

即効でNOと言えないのは、研究費として魅力があるのと、
共同研究契約担当部門の中で、いろんな意見があって、方針を決めかねているからだ。

それが去年の暮れ。
共同研究契約担当部門のわけのわからない用語満載のメールで、
あ、私これ自分じゃ無理だわ、と、投げ出していた


そして昨日、

「日本に行くから会ってくれないか」 という、追加コンタクトがきた。

 「………」 同じメールを受けていた担当部門がえらい勢いで 「ちょっと時間稼ぎしててくださいっ」
。oO *1

 「内容には興味があるのですが、スタッフが足りないので、すぐに開始は無理です。
それでも日本にいらっしゃいますか?」

 「行きます」

。oO *2

ほんっと、追い込みきついなあ……
国内企業と共同研究契約を結ぶ直前なので、それより後になって欲しいんだけども。
特許も固めたとはいえ、昨日出願準備してたやつを、通してからにして欲しいんだけども。

企業との共同研究は、華々しくて美味しい分野ではあるのだが、ここまで追い込まれると焦りしかない。

この何年か、部下や学生を増やしたかったのだが、
こうなると、適当に共同研究振り分けなどをやってくれる上司が欲しいな―――



ストレス解消だったのだと思う。
昨日は、ネットで訪問着(←お出かけ用和服)を衝動買い……  う~ん。


*1:ええぇぇぇ

*2:ええぇぇぇぇぇぇぇ