ブログ引越し検討中 (仮住まい)

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まあ、つまりは「ワガフリナオソ」っと。

ただいま、半分は文化・政治系学識者、半分は自然科学系研究者の会議中。
物理・化学が専門の研究者のみの会議よりも、こういうところは女性割合が高いのだが、なんだかなあ…… 

ある年配女性(私もおばちゃん教授の一人だが、私よりも一回りくらい上)は、

・自分よりも年下の女が発言していると、「ふんっ」という表情で口をゆがめて聞いている。
・議長クラスのおじさんが話していると、うんうん、と頷いて聞いている。
・でも、二つの発言は、ほとんど変わらかないか、時にまったく同じだったりする。


政治系の会議で、内容よりも誰に発言させるかが重要だ、と聞く。

十数年前に聞いた時は 「はあ?」 だったが、
それが必要ならば、発言者人選も含めて検討をすればいい、と、考えるようになった。
当時、企業の女性が商談に行くとき、押し出しのいい 【見せ上司】 を同行させて、
その横で話すと信頼感が増して商談が成立しやすい、ときいた。
うん、10年~20年前だな。 当時はギリ景気のよかったF社とか、N社とか、M社とか。

そんなことないだろう、そんな単純じゃないだろう、「うちの社はそんなに馬鹿じゃない」、という
当時のおじさんたちは、口ではそういいながら、自分もそのトラップにはまり込んでいた。
だが、当時の若手や女性社員は、それをうまい具合にトップダウンとして広め、
海外のデータなどを使って浸透させた。

ただ、そんなまどろっこしいことをしなければ、意見が通らないような組織は、
やっぱりおかしいんだろう。 その手法はしばらくすると廃れていった。
というより、その手法を活用していた企業が、軒並み第一線から落ちていった、いや、今でも超大手だけど。

今、元気のいいIT企業や新興かつ成功しているベンチャーは、若手と年配の社員がうまく混在している。


冒頭の年配女性は、企業出身で、当時の企業社会にどっぷり浸り、身についてしまっているんだろう。
そのうえ、学生や若手社員のこともよく知っている風な発言するから、なんだろうと思っていたら、
すべての情報源が、「娘がね、娘の友達はね、うちはね----」だった。  
昔の政策決定の場に、参考意見を聞く相手として呼ばれていた女の発言そのものだ。

う~ん。困ったね。 
  (議会の自浄作用なのか、この手の時代遅れ的な人が、担当責任者になることはないのだが、
    自分が責任者になったらこういう人もうまく使わなきゃならなくなるのが、困難といえば困難)




その一方で……
私は終わった仕事を完璧に手放してしまうタイプなので、
資料と伝達事項リストをきちんと作って、「わからないことは聞いてね」 と、後任者に渡すのだが、
後任者が必死で 「外力や前任者を排除」 したがっていることもあり、
伝達事項、読まないでやんの――――

相談したくない、資料も読みたくない、だと、仕事の連続性がないと思うんだけども。
人がメインじゃなくて、役職として連続しておかなきゃならない事柄だと思うんだけども。
革命起こして政権交代したわけじゃないんだからさ。

それでトラブル起きて、こっちに照会が来る、って勘弁して欲しいなあ。
で、現役責任者も、「何で自分じゃなくて、前任者に聞くんだ」、ってキレないで欲しいなあ。

でも、今は私はその仕事担当じゃないから、 
「さあ?○○先生に任せてますので」
と、逃げ切るのは、いい気分です。