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コミュニケーションツールのひとつとしての【話題】

なんなんだ、この手袋欲しくなりそうな寒さはっ


さて、よほどの親友で、近況などを知りたい相手でない限り、私は会話に【情報】を求める。
特に、自分にとって【役にたつ情報】を求めてしまう。
単位時間内の情報量が少ないと、無駄な時間をすごしてしまった、と思う。
食事をしながら会話していれば、(食事がメインだから)BGM代わりに適当に喋るが、
だれが結婚しているか子供がいるか、などには興味が無い。
知っていても特に何かの役に立つと思えない。

「子供が○○歳だと、受験大変よね~」みたいなゆるい会話は成立する。 でも、その後は忘れてしまう。
以前は、根掘り葉掘り受験校や成績を問い合わせるお母様を、
「予備校への勧誘の仕事をしているのだろうか?」 と、本気で考えていた。


初対面や特に親しくも無い時に、無理に聞きだすよりも、
10年以上同じ職場にいれば、いつの間にか知っている場合もあるとおもう。
しばらく前、休憩時間に

    「うちのったら、夕べ10時まで帰ってこなくて、もーいったいどこうろついてるんだか」 
                                    と、その後の説教で寝不足になって叫んでいたら、
    「うちのも中学は行ったとたんに、帰り遅くなったよ、家の前の道で喋ってたけど」
という回答がやってきた。 そうなってから、
    「あれ? お子さんいたんですか?」
    「うん、中1~」
    「一緒じゃん……」   
――という経緯で、相手の家族構成を知った。つうか、結婚してたんだね、さん。

つまり話題として自然に出てくるまで、相手の家族構成だの学歴だの、知らなくても問題ないんだ。

……と言うことを考えると、知ってても知らなくてもいい情報授受をあえてするのは、
単に、会話をするためのきっかけに過ぎず、つまりは
気象予報官以外のお天気話、 「今日は温かいですね~」 と同じなのか。

話す用事が無い人と会話をして、場の緊張感を下げる必要があるときに、
コミュニケーションのツールとして、家族話題の根掘り葉掘りが、彼らには有効だってことなのか。

私は亀話題や映画話、オタク話ならくだらないのをたくさんしてるけど、
亀もオタクも、【情報】がお互いの役に立つことが多いから、内容目的で喋っている。
冬眠準備とか、ブリーディングしたいなら、とか、じゃあ、次はその観点で映画を観直してみよう、とか。
親交を深めるため、会話をする目的での会話するため、とは、本質的に違うんだろうな。


年度が変わると、秘書さんたち女性スタッフが入れ替わることが多く、
同性、同世代(←子供の手の離れた高学歴主婦が、秘書業務バイトをすることが多い)だと、
あの根掘り葉掘りをやられることが多いんだよな~~

苦痛なんだよな~ そんな気はないんだろうけど、
これを何に利用されるんだろうって、ついつい自分の判断基準で警戒しちゃうんだ。



女性スタッフたちは親しくなったほうががんばって仕事をしてくれるから、
親しくなっておく必要があるんだけど、
それでもって、女同士ならでは、一緒にランチをとって親しくなる、という戦略(?)を使えるのだけど。

すでに気心の知れたうちの赤ペン先生(←研究室の秘書さん)は、
「その程度で業務電話がかけやすくなるのなら、(やってください)」と進めてくれるが―――

なお、赤ペン先生にお子さんがいるのは、受験理由の休暇があったので把握している。
でも、この人の趣味は知らない……

研究者の思考パターンと、パート女性たちの心理をバイリンガルで理解する彼女を、
私は一番頼りにしてるんだけどね。