100円キャンバスとチープな皿類
降はじめの雨の中で100均やコンビニを見ると、
折りたたみ傘を持っていても、ビニール傘を購入してしまう。
無駄だなあ、と思っても、大きさと、扱いやすさに負ける。
で。
ビニール傘はどれも同じだから、会社の置き傘にするにも、
店の傘立てに置くにも、区別が付かなくなる。
柄にマークをつけたり、目立つストラップをつけたりするのだが、模様をつけてみた。
画材は、古いマニキュア。
使わなくなっちゃった色とか、高かったのに乾きかけちゃったものとか。
爪に塗るときとは違って、速乾性でなくても、伸びがよくなくても使えるのが楽だ。
本当はマスキングテープがあると良いのだが、セロテープでもビニールテープでもどうにかなる。
事前に、傘の柄をアルコールなどで拭いて、ほこりや脂分を取ると、エナメルの乗りが良くなる。
テープで適当にマスキングして、ぺたぺたとエナメル(マニキュア)を塗る。
はじめは薄くても、何度か乾かしながら色を重ねていくのは、爪と同様だ。
まあ、淡色でも、色分けしても良いし。マスキングもやりたかったらもっと凝っても良いと思う。
何度か塗って綺麗に乾いたら、マスキングテープをはずし、これも残り物のデコシールを貼って。
トップコートを二度塗りすれば完成。
黒地に桜はやっぱり目立つかも。 こんなピンクでもあまり下品にならないし。
ちなみに、レブロンなんだけどね……このマニキュアは。
ここまで目立つと、たぶん、傘立てに置かれていても間違われることはない。
なお、この桜柄にした傘は、70センチという大きなものだ。
そういえば、昔も、ビニール傘の区別をつけるために、絵を描いてたなあ。
透明傘は100円のキャンバスだ。好きな絵が描ける。描いて使える。
(柄の部分にマニキュアで描いたものは、除光液で消えるし、しかも、マニキュアだから水にも強い)
お抹茶BOYは昔のキャラ付き傘を大事にしていたようで、まだ、傘立てに残っていた。
色も染めて、といわれていたのに、そのままで終わっちゃったなあ。
ポケモンの名前、忘れちゃったよ。
さて、ちょっとだけ美術系話題をもうひとつ。こっちもとても安上がりなものたちだ。
先日のお買い得の美濃焼モロッカンの皿には、どんな料理が似合うのだろう、と、、
いろんな料理を入れた写真を撮影していたのだが、案外どんな色の食材にも似合っていたように思う。
入れるものをいつも悩む皿がもうひとシリーズ合って、これははじめ夫が選んできて、
そのうちに別のサイズが増えたものだ。一枚200~500円。 これも美濃焼きの藍三味というシリーズだ。
さかのぼって、どんな料理を入れたかチェックすると、白いものばかり入れていたようだ。
グリーンパパイヤに、大根に、白ゴーヤの炒め物、マッシュルームのオイル漬け……
同じシリーズの大きい皿に、ニンジンと菜の花を盛りつけたこともあるが、
この皿に入れるのは白系の料理のほうが落ち着くなあ。
やっぱり和皿はコーディネイトが難しい。