訪問着の色あわせ＆【旅かえる】は兼六園にいったようだ

来週末にパーティがあるので、少し前から和装で行こうか洋装で行こうか悩んでいた。
天候次第かなあ、暑いのも嫌だし。
で。着るなら袷だけれど比較的薄手でおとなしい、この訪問着だ――と、思っていた。

思っていたのだが――
パーティ前の時間に仕事が入った。　しょうがない、じゃあ洋装だな。
五月の終わりには女医さんたちとの会食もあるから、水色の訪問着はその時にでも。

そして、ゴールデンウィークの直前。

　「例の夕方のパーティで司会をお願いします。　和装でお願いね♪」

　　　　

　「え、でも、パーティ前の講演会でも私、仕事頼まれましたよね？」

　「大丈夫。間が１時間くらい時間あるし、司会は

先生にも頼むから、一緒によろしくねっ」

　　　　

　「………*1」

例年の新年会（OB会）で着物を着て司会をしていたから、
推薦した教授（学生時代の指導教官）は予測できる。

先生とは長い付き合いだし、

先生には去年何度も窮地を救っていただいた。
恩になっている先生方が、予想外に束になってしまったのでは、仕方ない。
ホテル（←パーティ会場）に部屋をとっておいて、パーティ前に着替えればよいか。

とはいうものの、司会をするなら、水色の着物は(柄も少ないし、手持ちの帯を考えても）地味過ぎるかも。
もう一枚、袖を通していなかった訪問着があるので、そちらにしようか、と考え直す。
金茶というのは正式には和名の色ではないそうだが、黄土と山吹の間のような色味で、祝いの色だ。

白い模様が砂のように入っているので、光の具合で深い黄色にも見える。　
紫と、深くくすんだ緑も入っているので、帯をあわせるのも楽そうだ。

次は帯の二択。　これにしようと目論んでいた白帯（左）を重ねたら……この着物には白すぎるかも。　
〆慣れたこっちらの帯（右）が良いか。
どちらも、お祝い事にはよさそうな帯なので、小物あわせで決めればいいような気もする。

帯を同系色にし、紫系帯揚げにしてみたり、緑系帯揚げにしてみたり。（クリックを二度すると拡大します）

……並べてみたら（なぜかこ着物がオレンジ色っぽく見えるが）、白い帯でも悪くないかも。
左二つが緑系の帯揚げ、右二つが紫系の帯揚げなのだが、
帯締めもこれら(黄土色と、緑色)ではなく、少し濃い紫系の方がいいかな。　
紫系なら、右の白っぽい帯にもあいそうだし。　

もう少し考えよう。
なるべく小物の追加購入はしないようにして。

旅かえるのまみどりんが、ねずみと一緒のいい感じの写真を送ってきた。
どうやら洞窟を通って、兼六園を案内しているようだ。