不用意な発言は信頼性を失うぞ？ 余計な所まで。
昨日は研究交流や共同研究の打診のために、
ニュージャージーにあるばかでかい会社の方たちが来日していて、
あえてオフィシャルにせず、
グループミーティングにゲスト参加という形で打ち合わせを行った。
名目上は自分のグループのグループミーティングだが、
研究内容を把握してくれている研究所のお偉いサンたちに顔を出してもらったり、
東北大から助っ人を呼んだり、けっこうな緊張感があった。
まあ、それはうまくいったからいい。
問題は、その忙しい朝っぱらに、
お抹茶BOYが自転車の接触事故を起こしたっていうことだ。
登校してすぐに、お抹茶
から電話がかかってきて、
から電話がかかってきて、 「自転車と自転車でぶつかって、相手の人が警察を呼んだ。学校に電話したら、親も呼べって」すでに警察が聴取していたので、警察から様子を聞けば、
見通しの悪い変則十字路で、出会いがしらに自転車の前輪同士が接触し、片方が倒れた。
倒れた自転車（出勤途中の男性）のハンドルが曲がったので、警察が呼ばれた、らしい。
双方とも細い道だが、お抹茶は徐行していたものの一時停止せず。
先方は優先道だが、(左側通行ではなく）右側から徐行せずに出てきた。
警察的には、「どっちもどっちなので、気をつけてね」 としか言えない、ということだ。
先方の自転車がピストバイク風の形で、手元から無線で後部車輪のブレーキをかけるタイプで、
非常に高価なもの（120-150万）だそうだ。
修理にお金がかかるようなら、相談させてほしい、と言っているので、
自転車の傷を見せてもらったが、
ハンドルは確かに曲がって(回って)いたが、倒れたときに小石でスポークについた汚れと、
後部車輪の金属部分についた掠れくらい。
いつついたかわからない汚れではあるものの、自転車を愛していて
埼玉から東京まで自転車通勤しているおじさんは、毎日磨いているから傷はすぐわかるとのこと。
横暴な感じの人ではないし、自転車が傷むようなことをわざとする（当たり屋）的なこともなさそうだ。
が。しばらくたったときに、軽口風に、
「自分の自転車は軽い材質で作られているので、すっ飛ばされてしまいましたよ」 
。ｏ Ｏ *1 （ビバ物理学） 「……保険会社から連絡しますので、そちらの保険会社へも連絡しておいてください」 「え？」
「保険会社同士が交渉できれば、それが一番いいですね」……お抹茶は、一般学生が入る共済系の人身関連の保障のほかに、
は、一般学生が入る共済系の人身関連の保障のほかに、大手損保保険会社の保険に加入していて（←私立中学なので、入らせられた）、
相手の車や自転車の修理は、実例に出ていた典型事例だ。
「とにかく、お怪我がなくてよかったです
すぐに連絡しますのでよろしく」セミナーと懇親会が終わったら、連絡先を交換したＳＭＳに、
「保険会社から連絡をもらって、転んだので、一応、病院にも行って来ました。ありがとうございました」という連絡が入っていた。
私が状況がわからないうちに、「すみません」、「申し訳ありません」 を口にしないのは、
海外生活や、海外の研究者と交渉するときに身についてしまったものだけど、
私もお抹茶も、交渉慣れ、警察慣れしていて、先方にしてみればやりにくかったかも。
もお抹茶も、交渉慣れ、警察慣れしていて、先方にしてみればやりにくかったかも。「軽いからすっ飛ばされた」という不用意発言がなかったら、
やることは同じでも、もう少し柔らかい態度で対応させてもらったのだけどね。
それでも、はじめは、
「俺は徐行したのに、が飛び出してきたんだろ」 「こっちの道が優先なんだからあたりまえ！ それに俺は転んだんだぞ」と、にらみ合っていた当事者同士も、最後は
「君、学校大丈夫か？」 「帰り、自転車なくて、どうやって帰るんですか？」という感じで、別れていたから、まあ、よしとする。
事故対応は保険会社に任せちゃったし。
でも、気をつけなさいよね。
なお、カテゴリーはちょっとふざけて、
ブラフのつもりなのか失言なのか、不用意発言の多い某国や某国――― を思い浮かべて選んでみた。
*1:はい～？） ←右京さん、乙
「確かに、軽いほうが飛ばされちゃいますよね。 息子は40キロくらいしかなので、飛ばされないでよかったです」
（←推測,75kg） 「え？ あ、ああ…… じゃあ、そういうことはなかったのかな」
。ｏ Ｏ ((お前、今、すっ飛ばされたって、過去形で言ってたろ～。 ついでに 同じ材質(タイヤ同士）、同じ重さ（自転車+人でとりあえず仮定）、同じ角度（不明につき仮定）
が衝突したら、スピードを出してるほうが飛ばされるんじゃ～
