お抹茶留学中

この夏休み、ほんの1ヶ月弱だが、お抹茶BOYは語学留学している。

私立の中学で行っているプログラムで、英語圏某国の語学学校に缶詰になるらしい。

もうひとつ別のグループもあって、そちらはホームステイで４５日間、というものだ。

夏休みがすべて研修で消えてしまうのが嫌、かつホームステイが嫌なお抹茶BOYは迷わず短期にした。

こんな感じでゾロゾロと。　荷物が大きいね。

さて、小学生の娘を一人で国際線に乗せたり（もちろん、空港に親が迎えに行くチャイルドサービス利用）、

学会に抹茶を連れて行き、シッターサービスがないことが現地で判明して、その辺に置いておかれるとか、

うちの母親はこんなもん、いや、海外生活も日常の延長にあると思っているお抹茶はいいが、

ほかの留学予定者＆そのお母様たちは、結構な慌てふためきようで、

荷物にカップラーメンを入れる入れないか談義とか、ウェットティッシュは何袋必要か談義とか、

「コンセントは必要かしら」、「○○君のお兄ちゃんが行ったときは日本と同じだったって」、

「私はだめだったって聞いた」、「今は新しい建物に替えたって言うから大丈夫かも」　（←？）

LINEのにぎわいようったらなかった。

それでも、引率の先生が頼りにならない方なのは事実で、

（先生の）書類の準備ができないとか、

忘れ物チェックリストに、WEG書類（15歳以下は必要）を忘れて、

しかも「15歳以下は人数少ないので」と、開き直っちゃうとか、

そもそも引率のためにパスポート取った、って不安過ぎないかい？

変換プラグと、両替の話は、ツアーの旅行代理店の人がしてた。

お抹茶は「語学研修なんだし、一応、プラグ借りてく」

　*ちなみに旅行グッズで、変換プラグは彼好みのものである。

　*トランスフォーム感がいいのだと思う。

お抹茶が気にしていたのは、前々日にいわれたトランクサイズのことだけで、

測ってみて、 「ひえ～、158センチぎりぎり～」　と、焦っていた。

レンタルのトランクなんだから、無料で預けられるぎりぎりサイズにされてるって、決まってるじゃん

成田では、LINEで盛り上がっていたお母様たちの興奮ぶりも伝わってきたが……

出国ゲートで見送った後、第2ターミナルの見学デッキに上がったら、なぜか彼女らは誰も来ていない。

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お抹茶たちの乗った機体を発見。

そういえば、第2ターミナル側のB滑走路は、着陸専用なんだっけ？

S7のちっちゃいのが、B滑走路で飛ぼうとしていたので、ここから離陸すると思っちゃったよ。

間に合わないかもな、と思いながら、シャトルバスで第1ターミナルのA滑走路へ。

ANA使用が多い私は、成田なら第1ターミナルのほうが慣れている。

あ～　第2ターミナルにいたJAL機も、みんなこっちから飛び立ってるなあ。

ターミナル移動には１５分程度だったが、目の前で動き出したベトナムエアがすぐに離陸したので、

お抹茶達（人数適当）のフィリピンエアはとっくに飛び立っちゃったと思われ……

いろいろ心配していたらしいお母様たちに、写真を送っておこうかと

　「この機体に乗って行ったようです」　と、留学のグループラインに“はじめて”発言したら、

　「わ～　そこまでチェックなさったんですか！？」　と、えらく驚かれた。

気になることとならないこと、心配するポイントは、人それぞれなんだなあ。

持ち物よりも、航空会社や機体が気になっちゃうのは、彼女らにとって例外なのかな。

もっとも、単に飛行機が好きなだけかもしれない、と、自分でも思うんだけどもね

　「○○先生は、ちゃんと子供たちを飛行機に乗せられたんですね」　

というLINEには笑った。そこまで信用ないのか。

確かに、教員になって2年、パスポートとって半年の新人さんだけども。

お抹茶は 「いい先生だよ、俺、好かれてるし」　と言うので、

「先生もがんばれ」と、思います。

心もとない先生は、時々、子供達の写真を学校の父兄閲覧サイトに上げてくれてます。