彦根ごはん
物理学会があったので、京都に行ってきた。
タイミングを合わせて京都好きな剣士娘も同行した。
20を過ぎれば、こちらの仕事中も、勝手に観光地をうろつきまわるので、面倒なこともない。
むしろ食事どころなどを探してくれるので、便利だ。
はひこにゃんが好きなんだそうだ。
以下は琵琶湖線沿線のレストラン&グルメ備忘録。
■伊沙羅■
彦根城のまわりの商店街で、梨フェアをやっていた。名づけて、【ひこね梨さんぽ2018】。
昭和な感じのバー&カフェに入ったら、トールペイントっぽく見えるメニューがとても美しかった。
【チョークアートカフェ伊沙羅】 という名前のとおり、それらはすべて黒板にチョークアートで描かれたものだった。
お店のママの娘さんが、チョークアートを教えている、とのことだ。
梨シャーベットは、シャーベットの上に梨のコンポートが載ったもので、
高いかなあ、と思ったものの、とてもとてもおいしかった。
梨は季節ものっぽいけど、これ以降、は断然梨狙い――
■彦根城■
日本建築の城と、クールジャパンなゆるきゃら、双方とも日本っぽいといえば日本っぽいけどね。
** お堀クルーズの屋形船の天井がとても低いのは、お堀にかけられた橋の下をくぐり抜けるからだ。
** 右端の写真の真ん中に、小さく彦根城が見える。お堀からはこんなもん。
実は初日にはお堀クルーズの時間が終わってしまっていて、翌日の竹生島クルーズの前に、こちらに寄った。
京都在住の友人(←私の友人だがもとても懐いている)もいっしょで、
また、滋賀の情報は京都の人には伝わってときいてはいたが、それが事実であることがわかった
宿泊ができる施設だったそうだが、残念ながら昨年の11月で営業を終わらせてしまったそうだ。
八景亭に向かう小道も、封鎖されていた。
11月の営業が終わっても、茶室としては使用可能だったのに、先日の台風21号でやられてしまったそうだ。
訪問した日にも、市の職員が調査に来ていたようだが……
屋根や引き戸が飛んでいるだけではなく、土台も痛んで危険で、また、修復にはお金がかかりすぎるそうで。
優先順位が低いので、と、お茶屋さんは笑ったが―― こんなに雰囲気がいいのに、残念なものである。
■いと重■
こちらのお店の梨パイがほしかったのだが、残念ながら売り切れだった。
梨ゼリーを購入して、翌朝の朝ごはんにしたが――味は可もなく不可もなくの気がするんだけどな。
なお、いと重さんには再訪して、は梨パイも食べたそうだ。
写真を撮るまもなく――だから右端はお店のHPよりもらった――とてもおいしかったそうだ(←のみ食べてた)。
■ポム・ダ・ムール■
かわいらしいパン屋さんがあって、 が吸い込まれていく。 【ポン・ダ・ムール】 ほんと、よく食べるね。
もちろん、こちらも梨のクリームパンを購入する。
クリームがぎっしり詰まっていて、クリームパンというよりも梨パンだそうだ(←これものみ食べた)。
■千成亭■
食べ歩きをするのに、コロッケはテイクアウトしたが、レストランもある様子。
牛の店に、牛の像があるのは感謝を表しているのか、おいしさ、フレッシュさを主張しているのか。
■彦根みやげ本陣■
近江牛コロッケはとてもおいしかったらしい。
再び別の近江牛コロッケを見つけて、
こちらも購入する。(←のみ購入)
こちらは【彦根みやげ本陣】お煎餅屋さん。
に言わせれば、歩きながら食べたものは
カロリー計算において、なかったことになるそうだ。
うそをつけ!
■竹生島クルーズ■
竹生島という派手めな能の演題があるので、実在の島とは思っていなかったのだが。
琵琶湖にあったのか~
友人は子供のころに来て以来だそうだ。
彦根は雨が上がっていたが、島は降ったりやんだりだ。
【竹生島】は霊山・パワースポットとの評判が高いが、上陸時間は70分なので、駆け足で見所を回る。
都久夫須麻神社でかわらけに願い事を書いて、鳥居を通すと、願い事がかなうらしい――
娘は投げたが、通らなかった。なかなか難しい。 雨であることも含めて、とても神聖な雰囲気だった。
■古民家レストラン黒釜■
「これまで食べた中で一番おいしい牛肉」、と話したら、がどうしても行く、と騒いだからだ。
前回と同じ、陶板焼きのコースを注文する。
コースには地元野菜のてんぷら(トマトソースをつけて食べるおしゃれなタイプ)なども入っていて、満腹だ。
金額も手ごろ(コースで5000円)なので、
近鉄線で30分×500円かけても、京都から足を伸ばす価値はある気がする。
はいたく気に入ったようで、大量に写真を撮影していた。 というか、肉だらけ。
なお、ついでといってはなんだか、気づいたことがひとつ。