怖いよ~ &おにぎり作った
こいつも擬宝珠か? 橋の欄干のたまねぎ飾り。
大崎の駅で降りるのは初めてだ。
品川駅からこっちのほうまで歩いてくることはあるけど。
今日は某企業を会場にした研究会で発表をしてきた。
この、2,3年で始めた分野の仕事だ。 (←ベースが物理なので、あまり長く同じターゲットの研究をしない)
私はもともとは物理系で、半導体関連の研究者だったので、
それ加えて、半導体分野で日本がリードしていた時期に研究者になったので、
国際会議などでの海外企業の真剣さは知っていたし、
ちょっとでも余計なことを喋ると、たちどころにそれをどこかの会社に特許出願され、自分が使いにくくなる、
という、それなりに熾烈な世界にいたつもりだ。
また、米国やドイツの研究費をもらっていたのは、対テロリズムの爆発物関連の仕事だったから、
これも結構な緊張感を伴う仕事だった―――と、思う。
が~
今やっている材料研究は、学会発表や特許は、前者ほどシビアではないのだが、
こと実用材料云々となると、がぜん各人、各社の真剣さが違う――気がする。
質問が鋭い、価格評価が鋭い、日程やフレームワークの設定が厳しい。
ラボ(研究室)での活動が中心の研究者にはつらい質問の山になる。
いや、だから実社会と大学などの研究とのギャップがそれなんだけどさ。
考えようによっては、金に糸目をつけない対テロ研究なんかのほうが、ラボの活動に似合うのだ。
本日の研究発表も、質問が来るわ来るわ、うわ~ん、怖いよ~
質問への回答はできるんだ。
物理用語である原子云々とか電子軌道がどうだとかの回答になって、
お互いの間に、もう一人くらい通訳 (あるいは勉強の時間) が必要なだけで。
――回答として現象を説明できるのと、
それを実用化できるかどうかは、また別次元の問題なんだよな。
昨日、久しぶりにまっくろくろすけおにぎりを作った。
簡単な割に見栄えがするので、キャラクター弁当のひとつとして、子供たちによく作っていた。
比較的大きいのだが、中身は刻んだ唐揚げだったり、(細かく刻んだ)野菜炒めだったりして、
おかずとご飯のバランスは、案外普通のお弁当と同じなのだ。
昨日、職場の研究所に持っていったのだが、
昼休みに食べながら仕事をしていたら、質問にやってきたポスドクさんにガン見された。
うん、子供がいなかったら、こんなもの作らんだろうな、とは思う。
持ち運んでいる途中で、奥の子の左目が泣き出したみたいだ。
**目玉がチーズなので、暖かい米で溶けるときがあるのです。
**伝染性が高くて、周りの大勢の人が作ってました。
共同研究は、前向きに考えよう。
ふう。