(仙台)観光レポートfromエクスカーションメニュー
仙台滞在は国際会議のためだから、会議のエクスカーションがある。
ツアーで地元の観光地を周り、食事と出し物などを見るチャンスが、割安でついてくる。
いくつかのコースがあって、自分で接待するときに使う松島に行ってもしょうがないので、
**ツアーバスに乗っての移動だったが、年配女性のガイドさんが(英語を話さないのは仕方ないが)
**ゲヘゲヘ笑って、冗談などが妙に下品で、なんだかなあ、と思う。 プロのガイドさんじゃないのかも、と思う。
■秋保工芸の里■
製作の体験などもできるようだが、見事だなあ。
しかし、周辺には誰もいない――― 店の工房の中も、多くが無人で、しばらく人の入った気配がなかった。
なお、工房が無人だと言ったが、出前工房体験のほうが盛んなのかもしれない。
国際会議の会場で、休憩時間に、木材を選んで箸を作るというイベントがあって、ものすごくにぎわっていた。
箸ケースの和紙も、七夕の飾りに使っているのと同じ和紙なのだそうだ。 美しくて、これも素敵。
■磊々峡&覗き橋■
工芸の里から程近い、名取川の【磊々峡(らいらいきょう)】に立ち寄る。
覗き橋から見下ろすと、自然にできたハート型の水溜りがあって、それゆえに【恋人の聖地】なんだそうだ。
適度に紅葉も始まっているが、紅葉していない場所でも日差しがいい感じだった。
無料で利用できる足湯などもあって、ちょうどいいお湯で楽しかった。
■宮城峡蒸留所■
もともとは透明のウイスキーが、熟成されて香りと色が変わっていく様子をわかりやすく展示してあった。
暗さといい、木の香りといい、ほの暗さといい、ワイン倉とよく似た感じだ。
有料のものもあるようだが、試飲がついている。
無料でも3種類試飲できて、全部飲むと結構酔っ払う。
持っているのはとても甘いアップルワイン(ワインにブランデーを入れて醗酵を止めるいわゆるポートワインね)。
アルコール度数22度だそうで、ワインっぽさはなく、でも、とても甘くて美味だった。
■伊達武将隊■
エクスカーションが終わると、会場でバンケットだ。
華々しいファンファーレがなって、え? サムライ has come
【伊達武将隊】 という人たちで、動きがぴたっと決まって、かっこいい。
武将、一人ひとり“英語で”名乗りを上げる。
私はわからないが、伊達藩の人々らしい。
英語もうまいし、英語を喋ってんのに、ちゃんとサムライっぽいし、みんな声がとても良い。
踊りというか、立会いが激しい。
どうでもいいが、彼らといると、左端の松尾芭蕉が、マネージャーっぽく見える。
そして、外国人研究者と踊る武将たち。めっちゃ楽しそう。
最後は、鏡開きではしゃぐ武将たち。 英語で鏡開きのやり方説明してたし、
盛り上げ方も、うまいわあ。
どういう一団かわからないし、(観客的には)無料イベントが多いみたいだし、
かといって、きちんとレッスンを受けている人たちみたいだし。
(後で学会の収支報告を見ておこう、応用物理学会主催だしな)
なお、食事は国際会議についているので、全部学会会場で食べても良いのだが、
さすがに悲しいので、適度に外に出たりして、それなりにいろんな店に入っているのだが、
眠くなったので、そちらは後日。
武将隊の踊りをつけておきます、翌朝も駅の周りのイベントで来ていたようだし、活発に活動している様子です。
かっこいいのもひとつ。いろんな武将隊が出てきますが、伊達は本格派揃いみたいです。