試着いろいろ
剣士は大晦日までアルバイトだったので、
初詣や初売りなど友達と遊んでから、実家に戻ってきた。
暮れの仙台出張時に、新幹線の中で一緒にネットに出ていた振袖を衝動買いした(卒業式用)ので、
その試着をしに帰ってきた感じだ。
こんな柄。地味に鳥がいて、いろんな色が入っているが、手持ちの袴は紫系だから、臙脂の袴も買おう。
あいにく、袴の到着が遅く、初詣には間に合わなさそうだったので、振袖として着用させてみた。
帯は金にするか、銀にするか、剣士は無地を選ぼうとするのだが、模様が入っていた方が良くないか?
……髪型のせいなのか、凛々しさばかり強調されているようだ。 立ち姿はもっと侍っぽい――
チラッと、着替え途中に普段着を着せてみたら、和食屋の店員のようになった。
私が着てもこんな風にはならないんだけどなあ。
ヒートテックを着ている(それが見える)のも、現代風の着崩しに見える原因だ。
初詣のときも、寒いといって手首まで下着を下げていた。
齧っているのは今年も鮎と、インスタ栄えするという韓国のチーズハットグ。
なお、初詣には振袖はやめて、去年と同じ着物に紫の袴を合わせた。
袴姿が似合うのは、剣道部だったせいだと思う。
それから、かかとの高いブーツを履いているので、それも凛々しく見える原因になってました。
あ……臙脂の袴、外出中に届いていたみたいな……
一瞬遅かったな。