ブログ引越し検討中 (仮住まい)

yahooブログからの引越しを検討中です。現在テスト使用中。

映画鑑賞録『OK牧場の決闘』『シェーン』『ミッションインポッシブル1~5』『犬神家の一族』『獄門島』『マリオ~AIの行方~』『沈黙の粛清』

BSプレミアム、つけっぱなし。
だって、他の正月番組に興味がないんですもん。
正月に見ている映画を、随時付け足してます。

ひたすら懐かしい。
さかんに米国出張をしていた頃、深夜に『ボザンナ』なんて、いつのドラマかわからないのをやっていたのだが、
この辺は一まとめに懐かしい。
まじめで正義感のワイアットアープよりも、ギャンブラーのドク・ホリデーが好きです。

ラストシーンで、少年が「シェーン!」と叫ぶシーンがあまりにも有名で、それ以外の記憶がない。
1950年代ですってよ、デジタルリマスター版で、変な色身になっていたし、
ストーリーも特にこれといって面白くはなかったが、この時代にこんな映画を作ったのだなあ、と思うと感動する。

ぶら下りトムクルーズの第一作。前作のテレビドラマシリーズに思い入れはないので悪くないと思ったが、
過去の作品を知っている人たちは文句がたくさんあったらしい。そういうもんかね?
ただ、何でそんな変な吊られ方を目指したの? という疑問は残る。
演出のための演出なんだな、と、このシリーズを印象付けた一シーンではあったな。

M:I-2
ロッククライミングのやつ。
方向性を悩んでいたのだろうか、と、当時は設定のシビアさが気にかかった。
第一作の人気にあやかって、手抜きのことの多いパート2としては、がんばったのではないかと思う。

M:i:Ⅲ
ヴァチカンに忍び込んで、上海で飛び降りて、まあ、いろんなところでピョンピョンしてるやつ。
オーウェン役、一番の強敵だと思ってたんだけど、役者さん、死んじゃってるんだよな、残念に思う。
チームが固まってきてる感じで、トムクルーズのプロモーションビデオじゃなくなってきた。
うん。結婚おめでとう。

2フロアでおなじ部屋を作って、ブルジュドバイの壁を登るやつ。
1~3まで、実はそんなに買っていなかったのだが、何でも続けていれば傑作も出てくるんだな、と思った一作。
設定はいろいろと無理やり感やご都合主義があるんだけども、良いじゃん、コメディなんだから、と、思う。
この作品はシリーズ中では人気がなかったはずなので、人の好みはそれぞれなんだな、とも思った。
自責の念に駆られていたブラントに告白したあと、ジュリアを見守るラストシーンが好き。
ちなみに、ブラントは、『Get smart』とダブルイメージなんだよな。分析官だし。

ええと、これは飛行機にぶら下ったやつだ。
なんだろう、面白さとともに、各国のわがままさとか、テロリストの言い分とか、
国のためというよりも、自分の信じることを進めていく、って言う重さのようなものが描かれていたかな。
その点で半分痛快、半分は考えさせられる。
ブラントがレギュラーになっててうれしかった記憶がある。ブラントは風圧で吹き上がったりしてた。

獄門島
あら、まんぺいさん(まんぷく)が、金田一探偵をやってる。
いろんな意味で似合わない……マニアックな天才発明家は似合うのに、
そして探偵も天才妥当し、マニアックという意味では金田一もそうなのに、方向性が違うんだろうな。
声や話し方が明晰すぎるというか、金田一にしては冷たいんだろうな、と思う。しかも邪悪(苦笑)。
3人姉妹が短歌に見立てられて、木に逆さ吊りにされたり、釣鐘に入れられて殺される話。
横溝正史は時代の違いなのか、殺人や復讐のドライビングフォースがわからなくて、
私としてはおとぎ話っぽいのだが、これも、なんだかなあ、な殺人動機だった。 考えちゃいけないんだろうな。

横溝正史つながりで、ちょっと前に見た犬神家の一族も書いておこう。
もん吉はいつも「犬が三毛」と変換してくれて、とたんに書く気がうせるんだけども。
湖から足をV字に出して水死しているキャラクターが有名なお話。
ドロドロしていて、台詞一つ一つが芝居がかっていて、好きではない……
好きではないが、スケキヨのマスクって、こんな風になっていたんだ、とか、
そういう理由でマスクをつけていたのか、とか、小学生時代にCMを見ても何もわかっていなかった事実を
把握しなおしたりした。  
金田一? ええ、まあ、出てたかな、って言うくらいの空気でした。

ドラマなのかな、映画なのかな。
ターミネーター2のシュワちゃんっぽい西島秀俊が、ちょっとヘタレで自殺未なんかしちゃう少年と交流する話。
どこかで観てきたようなストーリーで、目新しいものは何もないけど、
少年とマリオの演技がちゃんとしてたのと、素直なつくりなのでそれなりに見られたと思う。
しかし、笑っちゃうくらいステロタイプの博士や警察だなあ。 

これはBSテレ東。いや、午後ローにしても、テレビ東京ってセガール好きだな。私もセガール好きなんだけどね。
ところでセガールどこ? いや、実際にセガールも出てくるんだが、脚本的にはセガール、幻じゃん?
いやいや、これは実際にいるのか、それとも妄想の産物なのか、本当は死亡しているのか、いや、でも顔も違う?
……という、なかなかに面白い脚本。
無敵のスーパー殺人マシーンであることは今までのセガール映画と同じでも、狂ってるのか? 
いや狂ってるのは彼じゃなくて――みたいな。 
なんでも沈黙つければ良いってもんじゃないぞ、と思いつつ、面白かった。