タヌキなんだけども、限界突破
限界突破――というと、かっこいいかもしれないが、限界を突破して倒れました。たぶん突破したのは昨日。
昨日の朝に、熱があってフラフラしてて、でも絶対に休めない打ち合わせだったので、
八王子の企業にお出かけしてきた。
例年の花粉症>>喉の炎症>>発熱 なので、独断で解熱剤は飲んだ。 （←ただし、市販のナロンエースね）
会議中は元気だったんだけど、妙に体温調整とかおかしくなっていて、暑いんだか寒いんだかわからないし、
終わったとたんにぐったり。 自宅までどう乗り換えて帰ったのかすら覚えていない。
抹茶坊主が 
「適当に食事するから、ママは寝てていい」 というので、そのまま横になる。
「適当に食事するから、ママは寝てていい」 というので、そのまま横になる。 大人になったねえ、中学生。
夜中に目が覚めたら、さっきの会議の報告(議事メモ)とか、対応書類とかがメール＆スマホアドレスに来ていて、
明日になったら忘れると思ったので、PCを立ち上げてまとめに入る。 （←優先順位の判断力が欠如している）
一週間前にも同じ会社に出かけていて、そのときのデータ解釈もいい加減だったので
さっき聞いた内容を元に、修正する。（←くれぐれも、判断力が欠如してオーバーワークに突入している）
夜が明けてきたので、お風呂に入って就寝――
当たり前だけど、目が覚めても頭痛も熱も治っていない。 （←寝る前に牛乳＆フロモックスを飲んだ気もするのだが）
仕方ないので、今日はやっぱり休む(←昨日のうちに危ういとは連絡していた)旨のメールを職場に送り、
近所の内科に行ってきた。
オーバーワーク気味の女医さんは、私のオーバーワークを非難する。
……フロモックス他の風邪薬と、ちょっとしたお説教をもらった。(←ここで、夕べ(今朝)飲んだかも、と伝えてお説教追加)
（薬の選択云々ではなくて、「飲んだかも」「飲んだ気がする」という判断力の状態がいけないんだそうだ）
ひっきりなしに職場からメールがあるので、スマホを切って２時間くらい眠って、
テレビをつけっぱにして、えらい勢いでたまっていくメールを処理する。
遠隔操作で何でもやってもらえる、アシスタントの赤ペン先生と、
新しいポスドクさんが、研究面においてはなかなかにたくましい。
いや、ポスドクさんはもうちょっとタヌキになるといいのだが、
つまり、メーカーさんとの腹の探りあいとか、嘘はついてないけど、本当のことは伝えずにはぐらかすとか、
そういうワザを使いこなせるようになるといいのだが。
仙台にいる
准教授は、私の研究室からドイツの相方の研究所に移ったので、
准教授は、私の研究室からドイツの相方の研究所に移ったので、若いうちからえらくハードなタヌキ訓練をしていたのだが、
いまどき、学問の徒ならば赤貧であれ、みたいな奴はありえないから、（←文系だとそういうのもいるという噂）
予算獲得や、産業界との駆け引きのしかたを覚えてほしい、とは思う。
そういうわけで、最近の私はタヌキ担当です。
タヌキ業務、結構大変なんだよ……
