ブログ引越し検討中 (仮住まい)

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み~は~なんだよ、私は。

店の奥の棚が、お茶というより薬棚みたいだな、と思う。
中国茶なんて、薬の側面も大きいから、そういうものなのかもしれない。

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大学生

大学の集中講義で、横浜に行く。
年一で大学の学部生を見るのだが、最近の学生は――と、傾向を語れないほど、
学年ごとの差が大きい気がする。
妙にはっちゃけた学年があったかと思うと、二年くらい大人しいのが続くとか。
私の講義だけ、テンションが上がって質問攻めになった学年もある。何があったのか……
口火を切る質問者が、素朴で基礎的過ぎる疑問を発すると、
「何を聞いてもいい雰囲気」になって、いろんな質問が出る。
それは雰囲気として悪くない。

    **なお、大学院学生については、講義も長いし、うちの研究室に外研にきている子もいるから、
    **個人に目が行って、傾向がわかりにくくなる。
    **学部生徒との違いが見える。大学ごとの傾向もなんとなくある気がする。
    **母校の子はかわいいし、こちらの気安さが伝わるのか学生側もフレンドリー(?)だ。
    **いかんいかん、D大学の友人のように、相手かまわずいい関係を作れなければ。

冒頭の写真は、大学帰りに工芸茶(←ドイツの研究室への手土産)を買うついでに入った、
ルピシアのカフェのもの。 
お茶はトランルージュ(ルイボスティに苺と桃の香り付け、ルピシア上大岡店限定茶)、
途中で剣士娘も合流して、イングリッシュブレンド(セイロンにアッサムをブレンド)を頼んだが、
いずれもさすがお茶屋さんで、美味しかったです。

娘も、相変わらずの大学生……


大学院生

研究室の学生(大学院生)が、学会の賞を受賞したので、授賞式に行く。
彼は苦労して発表練習し、頑張って論文も書いていたから、指導者としては 「当然だな」 と、思う。
が、本人が全開で喜んでいたから、私もつられて嬉しい。

大学院には自己肯定が強く、自信満々な学生が少なからずいる。
入学当時の彼もその一人だった。
だが、外研で研究所に来て、プロの研究者ばかりの中にいると、
どんなに自分がきちんと実験し、データ解釈をして考察しても、周りと比較して物足りないと思うのだろう、
いつの間にか絵に描いたような努力家になっていた。
私が内心、 「学生なんだし、そこまでやらなくてもいいんじゃない?」、と思っていたのは内緒だ。

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表彰式のイベントのあと、ノーベル賞研究者であるK教授の特別講演などがあって、
その後の懇親会で話をする機会に恵まれた。
会場には、宇宙飛行士のMさんなどもいらしている。 (←15年ぶりくらいに会うのだが、覚えていてくれた★)
こういうときばかりは、自分が女であることに感謝する。 学生や女性に

     「一緒に写真とってもらっていいですか?」

と言われれば、たいていの教授は笑顔で応じてくれる。
学生時代、若手時代に有名教授たちと並んで撮影した写真が、
後日、素敵なお守りや財産になることを、私たちは経験として知っている。

    **もちろん、トロフィーホルダーでなくて、心酔した論文や本の著者でもいい。
    **私は博士課程のはじめの学会で、私の発表を聞きに来てくれたフランス人が、
    **当時読んでいた教科書の著者だと知って、 「一緒にお写真撮ってください!」をやった。
    **近くにいた当時の指導教官(日本人)に笑われた。 
    **フランス人のA教授は、苦笑しながらツーショット写真をとってくれた。

彼らは我々にとってのアイドルなんだよな、と、思う。 
そーだよ、ミーハーなんだよ私は。
同世代のおっさん研究者、科学者たちが、一緒に写真に入れて、と、次々に集まってきて、
懇親会場がちょっとした芸能人のイベントみたいになる。

K教授もM博士も、少し照れたり苦笑したりしながらも、楽しそうに見えた。
騒いでごめんなさい、ありがとうございました。