赤門周辺レストラン情報
他のお食事情報はこちらに。
と、思ってたんだけど、移転先を考えてこちらにコピー。
最高学府の教授たちの研究能力が、必ずしも最高だとは言わない。
いろんな教授がいるし、タイミングやコネを利用した人も皆無ではないだろう、
それらを論い、扱下ろすマスコミやTV番組を、不快に思いながらも笑ってみる余裕もある。
それでも、学術会議の運営の多くは、彼らのボランティア精神の上に成り立っていたり、
時に彼らが理不尽さに耐えることで、国の政策が実現することも知っている。
まあ賛否両論あると思うので、私がそう思っている、というだけのことだ。
でもそんなわけで、学術学会の公益法人の活動だの、それらの理事会だの委員会だのは、
ボランティア教授の多い件の最高学府の中、あるいは近隣で行われることが多く、
私の委員会参加も、件の最高学府ばかりとなっている。
踊り場からキャンパスの苔むして古い煉瓦が見える様子とか、
清潔だが新しくはない建物とかが、適度に心地良い。
母校も古い大学だったから、学生時代に戻ったような懐かしい気分になる。
(職場の研究所が、古さのかけらもない組織&建物だからかもしれない)
でも、いくらなんだって週に4回も通うっていうのは多いと思うんだ。
通院は彼がショートマラソンやミニバスを始めても続き、
小学4年生で心臓の手術をするまで続いた。
発作が止んでからも、彼は受験する中学探しに、N病院のそばという縛りをかけた。
父兄懇談会に向かうにも、根津神社の横を通ることになる。
(水平線が斜めって見えるのは、坂道の途中にあって、坂の傾斜分)
我が家は夫に比べて私の仕事のほうが土日出勤が多いので、
週末の懇談会などは夫が出ることが多いのだが、
大学とは徒歩圏なので、懇談会の日と研究会の日が重なれば便利だ、同じ根津駅利用だし。
珍しく私が出席していたので、声をかけてくださるお母様たちと会話をし、
安田講堂の近くで販売しているというスイーツ探しにも付き合う。
(子供たちの小学校時代にいろいろあったため)私は自分の仕事をはっきり伝えていないから
学内に詳しいことに「???」となられたが、「仕事でよく来るので」と、スルーする。
(お子さんが研究所見学に来たからわかっているかと思ったが、伝わっていないようだ)
安田講堂のところって、生協のことかなあ、と思いつつ、ここでも売ってないはずはないだろう、と、【コミュニケーションセンター】に案内する。
そのまま【UTカフェ】によって、当たり障りのない会話をする。
昼過ぎに分かれて、午後から研究打ち合わせのため八王子の企業に向かう。
八王子って遠いのだよな、都内東側に住む私には、名古屋くらいの敷居の高さなんだ。
翌日は学会委員会で、やっぱり根津側から大学を突っ切る。
暑い。根津から本郷三丁目に抜けるには上り坂になるので、木陰だって暑い。
早い時間に委員会が終わったので、4時から開いている奇特な店、【テング酒場】で打ち上げ。
メニュー見ないで注文するよね……みんな。 学生かっ
翌日、同じ予算枠の研究資金のOB研究会が、これもまた最高学府で行われる。
ただしこれは、ほかの学術会の年会のように、日本各地の大学を回っているから偶然だ。
前回は九州だったし。
みんなそれぞれに偉くなって、それぞれに年をとって、なんだかゾワゾワ(?)する。
若くはなくなったので、さっぱりしておいしいものを少量、という希望にあわせ、
懇親会は【山上会館のかどや】で個室を確保。
宇和島の冷製鯛めしも、海鮮の薫物も、しゃぶしゃぶも、大きな釜炊のご飯も美味だった。
さすが最高学府、と言ってみたのだが、
卒業生各位は「ここも変わったなあ、お洒落になったなあ」とひたすら感慨深げだった。
本当か? ただ単に、理学部や工学部だった君らが知らなかっただけじゃないのか?
当たり前のように、二次会に向かう。
スペインバルなのかな、【壺窯根ドゥー】という、これも別の意味でお洒落っぽい店。
アヒージョみたいな小皿料理とか、豪快な焼き物とか、ここもなかなかいい感じの店だ。
年をとって、上品に少しだけ食べるのではなかったのか。
まあ、分野が広いのでライバルではなく、本音を話せる立場らから、酔えるのかもしれないが。
徒歩圏のおいしい店なので、(昨日の)委員会メンバーに今度勧めてみよう、と思いつつ、
このところ連日だから、と伝えて2次会までで帰る。
すでに(とっくに)11時をすぎていたのに、あのあとみんなは何時まで飲んでいたんだろう。
自宅に着いたのは、かろうじて午前にならないくらいだった。
タフだね、先生方。
前日の研究会の続きが、やっぱり最高学府の中で行われる。
プログラムの都合とはいえ、週末とはいえ朝ののぼり電車に乗るのはつらい。
くじけそうになって、モーニングサービスに誘われる。
ポンパドゥールだっけ、ヴィドフランスだっけ。
毎回思うのだが、どんなに遅くまで飲んでいても、みんなタフだ、
……予測して、モーニングで紅茶を選んでおいて正解。
教室の後ろに、味の違う二種類のコーヒーが準備されている。
左側が好きかな、私は。
昼で終わるはずだったのに、質疑応答が盛り上がり、二時間遅れの2時……昼食べてない。
でも、やっぱり同じ大学内で、別の会議が始まっているので、
挨拶もそこそこに次の会場に向かう。
あ、(研究会のほうの)北海道からの参加者にお菓子をもらったんだった。感謝&珈琲追加。
こちらの会議、議長がどんなにがんばっても、予想外の割り込み議題で紛糾する。
サボろうかと思ってたくらいだから、今日は帰る~、と宣言していたのに、
なし崩しでこちらの懇親会にも引っ張られる。 いつもの【西安刀削麺】。
いつものコースメニューのようで、座席もこっちこっち、とこれもまた引っ張られる。
議題が紛糾するということは、敵味方に分かれるわけだから、追加議論は必要だが……
いつもきれいな炒め物だし、お昼なしでおなかもすいていたので箸は進んだが、
……なのに、この日もまた二次会に連れて行かれる。もう写真撮る気力がない。
女性率の高い二次会だったし、いろいろ意見あわせも必要だったから、行くのはいいとして、
私よりはるかに疲れているはずなのに、カラオケで歌い、踊る最高学府教授たち。
ほんっとうに大学の先生方、タフだわ。
そしてまた週が明けるのだな……