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映画鑑賞録『悪霊館』『世紀末の魔術師』『アントマン』『アントマン&ワスプ』『この世界の片隅に』

江戸川花火で地元に来たあと、剣士娘が実家に戻ってきたので、ハムスターといっしょに映画三昧……。ハムスターは花火の音はどうでもよくても、テレビの音は気になるのか、映画を観ながら手の上に載せているとテレビ画面に目をやります。ダイハードとか好き(?)みたいです。



死霊館』のエンフィールド事件のやつを見るというので、レンタルしたのだが、
なんだか若い男女が放送禁止用語でギャーギャー叫んでいるばかりでなんだかわからない。
一応、エンフィールド事件の骨子というか、
悪魔崇拝だか悪魔が乗り移った母親だかの子殺しがキーワードにはなってるんだけど、
最後までふわっとした着地でなにがなんだかわからない……
館のシールドに至っては、SFだったのか?これ、というレベルになっている。
確かに死霊館はいろんなバージョンがあるのはわかってるけど、これってどれだ? と、
死霊館」「タラ・ホルト」「ホラー」とキーワードを入れて検索をかけた。
で、はっと気がつくと、死霊館じゃなくて悪霊館じゃないのよ!?
……死霊館で検索してもヒットしたのは、
やっぱり誤解してレンタルして怒りに震えるレビューが多かったからのようだ。
はい、その仲間、2名追加です。

これも気がついたら娘が見てたやつ。名探偵コナン世紀末の魔術師
ロマノフ王朝のからくりエッグが日本の細工しに作られていて、というロマンチックな話。
ストーリーも犯人も覚えていたのに、アニメを見た記憶がないのはどうしたことか。
服部君もキッドも出てくるオールスターな映画でした、
キッドって、陰がないのに加えて、根が優しいのだよな。

テレビをつけたらちょうど始まっていた体が小さくなる面白げな話し。
雰囲気がマーベルだなあ、と思ったら、やっぱり『アベンジャーズ』とか言ってるし。
番組名がわからないまま見続けたら、どうやらアントマンのようだ。
めっちゃ面白い。アントニーがとってもかわいいし。
基本的にまーベルの映画って好きなんだよな、シンプルで。

そのまま続けて放映されていたアントマン&ワスプ
原子以下のサイズまで縮小、量子力学的な不確定な存在……
魅力的なワードである一方、科学考証どーなってるんだ、と、思いつつも、
勢いで見ちゃうんだよな。
きれいに布石を回収したな、と思った最後に、
やらなくていいようなトライアルをはじめて、主人公行方不明……続編作るのね。

録画しておいたこの世界の片隅に
これも漫画は読んでいたし、映画のストーリーも知っていたが、観たのは初めて。
ほのぼのしたほぼ4コマ漫画の世界観をそのままキープするのはすごいな、と思う。日本では戦争下の話はネガティブな話題しか出してはいけないような風潮があって、祖父母世代から聞いている話とマスコミが好んで取り上げるものは違うな、と思うことが多かったのだが、ほんの時折、戦時中でも若者の楽しみはあったし、貧しくてもロマンスもあったのだという当たり前の小説を見かけるようになった。
食材を工夫して、それがうまくいったり行かなかったりすることも、着物をリメイクすることも、当時は当たり前で、それでその中に笑いもあったのだろう、アニメーションでなくても。
だからこそ、それでも史実に従っていくらストが重かったです……登場人物たちが暗くなっていられない厳しさが、なおさら重かったです。