医者と患者をつなぐには...........
お気に入り登録させていただいているtukimusumeさんのページには、
時々医療問題や医療倫理に関する記事があるが、
http://blogs.yahoo.co.jp/tsukimusumefuyu/21369861.html
はっきり言って耳の痛い部分と、反発を感じる部分と、両方がある。
時々医療問題や医療倫理に関する記事があるが、
http://blogs.yahoo.co.jp/tsukimusumefuyu/21369861.html
はっきり言って耳の痛い部分と、反発を感じる部分と、両方がある。
なぜなら
・患者に病状を説明し、患者の理解を得るためにする仕事と、
・患者のかかっている病気を治す仕事と、
もちろん、両方満たすのが理想だけれど、あえて一つしか余裕がない時に選ぶとして、
どちらが医者メインの仕事かと言ったら、私は後者だと思うからだ。
・患者に病状を説明し、患者の理解を得るためにする仕事と、
・患者のかかっている病気を治す仕事と、
もちろん、両方満たすのが理想だけれど、あえて一つしか余裕がない時に選ぶとして、
どちらが医者メインの仕事かと言ったら、私は後者だと思うからだ。
前者の訓練は、医学部で力を入れているわけではないようだし。
これから変わっていくのかな。
医学部って、ただでさえ、コマ数いっぱいなのに、増やせるのか?
医療倫理関連を増やした分、医療技術が落ちるなんてことはやめてほしいぞ?
本当はね、前者の仕事をする人が、臨床最前線にいる医者とは別に、独立して必要なのですよ。
医学部って、ただでさえ、コマ数いっぱいなのに、増やせるのか?
医療倫理関連を増やした分、医療技術が落ちるなんてことはやめてほしいぞ?
本当はね、前者の仕事をする人が、臨床最前線にいる医者とは別に、独立して必要なのですよ。
なのに、前者の仕事まで担当の医者に預けているのが現状みたいだ。
私は大学で電磁気学とか幾何光学などの講義を受け持っていたが、
その内容を理解してもらうためには、数学の微積分が出来なければならない。
電磁気をわからせるのが教授の仕事なのだから、必要ならば微積分も教えろ、と言われても、
そんな時間もテクニックもない。
まして、留学生に、「日本語わかんないんです」 と言われても、
その子に日本語を教える時間があるわけはないし、私の仕事でもないとも思う。
その子に日本語を教える時間があるわけはないし、私の仕事でもないとも思う。
もっといえば、授業料払って大学に来ている学生の講義で、
高校の数学や、日本語入門をやるのは失礼であり、大学の講義に値しない。
高校の数学や、日本語入門をやるのは失礼であり、大学の講義に値しない。
だから、大学の場合、入試が存在し、講義を受けるのに必要な知識を、学生側に揃えてもらっておく。
さて、医者の場合はどうだろう?
治療技術がこれだけ進んだ現在、医者の知識と、患者の知識は大きくかけ離れていると思う。
「心房細動の治療のために、カテーテルアブレーションをします」
という説明のために、心臓模型を持ってきて、
「心臓は右心房、右心室、左心房、左心室があってこれが大動脈、肺動脈...」
からはじめていたのでは、いくら時間があっても足りない。
「心房細動の治療のために、カテーテルアブレーションをします」
という説明のために、心臓模型を持ってきて、
「心臓は右心房、右心室、左心房、左心室があってこれが大動脈、肺動脈...」
からはじめていたのでは、いくら時間があっても足りない。
でも、実際、それに近いことをやってくれるんだけどさ。
その一方で、治療法が新しいこととその危険率については質問されなければ話さなかったりする。
患者の自己満足を満たすために話しているのだから、仕方ない。
一般的な患者がわかった気になって安心するように、質問に答えればいい。
患者の自己満足を満たすために話しているのだから、仕方ない。
一般的な患者がわかった気になって安心するように、質問に答えればいい。
当然といえば当然である。
6年間勉強して、そのあと経験を積んだ専門医と同じだけの知識と理解を
患者が共有するわけにはいかないのだから。
それに彼らは “治療の専門家” かもしれないが “説明の専門家” ではないのだから。
彼らの説明だって簡単に通じやしないのだ。
患者が共有するわけにはいかないのだから。
それに彼らは “治療の専門家” かもしれないが “説明の専門家” ではないのだから。
彼らの説明だって簡単に通じやしないのだ。
患者に、説明を聞く権利がないと言っているわけではない、
(説明を理解しなければ、治療法を選ぶこともできないし)
ただ、分業すべきなのではないかと考えている。
私は研究論文は書ける。
研究者に対しては英語でも日本語でもあまり関係なく、自分の研究を説明することができる。
研究雑誌の編集も手伝っているから、理学部の4年生あたりに最前線研究を噛み砕いて説明することも、
ある程度まではできる。
研究者に対しては英語でも日本語でもあまり関係なく、自分の研究を説明することができる。
研究雑誌の編集も手伝っているから、理学部の4年生あたりに最前線研究を噛み砕いて説明することも、
ある程度まではできる。
いいライターさんも悪いライターさんもいる。
でも、自分で書いたものよりはマシになるようだ。
でも、自分で書いたものよりはマシになるようだ。
とは言っても.......ね。
今は医者以外に説明員がいるわけでないのでね。
ただ、医者にプレッシャーかけて、ただでさえ時間のない医者たちと患者の対立の構図を作ってしまうのは
いくらなんでもバカバカしくないだろうか?
いくらなんでもバカバカしくないだろうか?
翻訳者がいない今、“双方”で歩み寄るしかないのではないだろうか?
そんな風に考えている。
そんな風に考えている。
後日追記:この記事の中には、あえてメンタルケアの話題を混ぜなかったが
当然、患者のメンタルの問題が大きく絡んでくる治療もあれこれ思い当たる。
やはり、メンタルがらみになると、病院側でチームを組んで
患者に当たる必要があるのではないかと考えます。
外科手術の時もチーム組んで当たるんだから、無理じゃないと思うんだけどなあ。
当然、患者のメンタルの問題が大きく絡んでくる治療もあれこれ思い当たる。
やはり、メンタルがらみになると、病院側でチームを組んで
患者に当たる必要があるのではないかと考えます。
外科手術の時もチーム組んで当たるんだから、無理じゃないと思うんだけどなあ。
今回に限り、チャチャ入れコメントはお断りします。