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映画鑑賞録 『Then She Found me』

帰国途中に見た映画、たくさんあったので、段々に....アップしていきます。

しかし....
流行ってんのかね、婚期の遅れた女がどうにかして子どもを手に入れようとする映画。

まず、その第1段 『Then She Found me』

 当然日本語サイトはないよな.... http://www.imdb.com/title/tt0455805/
 いちおう、DVD売ってるのか    http://www.fantasium.com/detail.phtml?ID=COM57641

う~ん.... 

小学校の先生をしている39歳7か月の女性。 
ザコンで覇気のない旦那が出て行った次の日に、自分の母親が急死。
母親の死ぬ前の言葉から、養女だった自分の母親の名前を知る。

この実の母親というのが、実に身勝手で嘘つきで、
だが、人生相談などをやって中途半端に金持の芸能人(?)と来ている。
映画ではたいてい、こういう女はぶっ飛び方が楽しかったりするのだが、
この人の場合はそんな好意すら寄せられない、シャレにならない身勝手さだ。

「あなたは娘より、自分の人生を取ったのでしょう?」 なじる39歳の娘と、
50代の母親の応答など、アメリカ映画だなあ、と思う。
もと夫や、新しい恋人 (担任の子どもの父親) なども混じって、
実は身ごもっていた旦那の子どもが流れてしまったり、人工授精を試みてみたり。
中国人の子どもを養子に貰う話なども交えて、米国の子ども事情がなんとなくわかってきたりはする。

どんなターゲットに作った映画か知らないが、
女性向けの小説を読んだ時などに、時々思う感想を抱いてしまった。
つまり、
 ・誰一人として、キャラクターに魅力がない
 ・そんなにウダウダ悩んでるんだったら、さっさと行動しろ
 ・何が言いたくて、この映画 (小説) は作られたんだ?

ただ、主人公役の ヘレン=ハントは、おもしろい (興味深い) 女優さんだっだです。
魅力的にも、みじめにも、華やかにも、つまらないおばさんにも見える。
同じ顔なのに、シーンに合わせて顔を変える。

この映画の見所は、そのくらいかなあ。