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シャガールの花束を

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今、夫に聞いた。
作家の 泡坂妻夫氏が、亡くなったそうだ。


「乱れからくり」からはじまって、彼の作品はほとんど読んでいると思う。

女性観....というか恋愛観やダジャレに違和感を覚えることはあったが、
コンスタントに好きな作品が多かった。

ノンフィクションしか読まない夫が、彼の名前を知っているのも、
私の書棚に彼の小説がいっぱい並んでいるからだ。

彼は和服のイメージがある。
紋章上絵師の仕事をしているというのが良くエッセイに出てきたし、
もともと、私が家紋やエンブレムに興味があったせいかもしれない。

昼間、青木玉の『着物あとさき』 (新潮社文庫) を読んでいた。
家紋を抜く話が出てきて、泡坂氏を思い出したりしたのだ。

最近、買って数ページ読み始めては、忙しくてそのままになっている本が多いが、
『着物あとさき』 は、泡坂氏の作品を思いながら、最後まで読みそうな気がする。

  ほかの、購入したまま読んでない読書予定本
   ウィングフィールド 『フロスト気質』
   アーチャー『プリズン・ストーリーズ』
   宮部みゆき『天狗風』
   真保裕一『発火点』
   キングもあったな。
   思い浮かぶだけで、この位。未読コーナーはいっぱいになっているから、もっとあるはずだが。

泡坂氏の未読本はなかったな......


トップ画像はシャガールの絵画。
一番好きな画家は、ダリだったりするのだが、
シャガールが亡くなったとき、とても悲しくて、ショックだった。
ショックの深さは、なぜかダリが亡くなった時より強かった。

好きな作家や画家がなくなると、つい、シャガールの絵を思い出す。
教会のステンドグラスに多いからかもしれないね。

泡坂氏のことは、いろんな人のブログで、取り上げられているだろうけれど、

                     ………ご冥福をお祈りします。