飛行機の中ではひたすらに映画を観る。 新作もいいが、見落としていたものを観られるので、なかなかうれしい。 『キャプテンマーベル』 アベンジャーズの元、というか、始まりのお話。 普通の地球人だったはずなのに、強すぎて強すぎて、もう、面白くなっち…

本日は、仕事を休んで歯科医院と午後ローのセット。 生まれつき歯が丈夫だったのか、特に真剣にケアをしなかったにもかかわらず、長年、虫歯ゼロだったのだが （歯医者といえば、小学校時代の歯列矯正、親知らず抜歯と、紅茶カップに負けて下前歯が欠けたと…

集英社文庫 真保裕一 『ダブル・フォールト』読了。 人殺しの弁護は、正義なのか? 恩人を刺し殺したと自首してきた男。彼は人望ある工場経営者。 新米弁護士・本條務は、被告人の弁護を任される。 減刑を勝ち取るため、務は被害者の旧悪を調べ上げ、法廷で次…

新潮社文庫 新潮45編集部編 『凶悪―ある死刑囚の告発―』 読了。 コインを準備するためにキオスクや駅中の書店で文庫本を買うのだが、 これもそんな小銭文庫(正確には千円札文庫)の一冊。 雑誌記者が獄中の死刑囚との限られた面会や手紙のやり取りで、 明るみ…

宝島社 安生正『生存者ゼロ』読了。 京都の友人に貰ったまま、しばらく読めずに積んでいた小説だ。 バイオパニック物。 でも、たぶんホラーではない。 特徴としては、隕石物ＳＦレベルに大量に人が死ぬところか。 全く何の予備知識もないまま読んだのだが、…

TVでやってた『ボーンアイデンティティ』を、お針子（？）をしながら再鑑賞。２回目か３回目か。 ボーンシリーズのほとんどは、飛行機の中で見ているので、 吹き変わっていない英語で観ていて（ヨーロッパへの往路は耳慣れするために英語で映画を観る）、 詳…

集英社オレンジ文庫 青木祐子『これは経費で落ちません！』 研究所一往復で読了。 う～ん…… 誰かブロ友さんが読んでいたのだっけ。 私はこういう日常を綴ったような小説はあわなかったのだな、と思い出す。 半沢直樹を期待して読み始めたのも間違いだった。 …

角川文庫 真保裕一 『レオナルドの扉』 一気に読了。 真保裕一の小説が好きだ。 オタクとしか思えないようなマニアックな専門職の知識の羅列と、 丁寧で矛盾のない物語運びが、映画のようにヴィジュアルで、かつエンターテイメントだと思う。 楮三椏を植える…

新潮文庫 しゃばけシリーズ 『おおあたり』 畠中恵、 えらく遅れてきた電車待ち中に読了。 もう、第何話なのかわかんなくなっちゃったけど。 （ちなみに、遅延理由は「お客様同士のトラブル」だそうだ。 若者同士のトラブルはほとんど見たことがないんだけど…

久々の読書。 数冊同時購入した中の一冊は、通勤一往復と片道で読了。 今野敏 『去就――隠蔽捜査６――』 新潮文庫。 大森署管内で女性の連れ去り事件、さらに殺人が勃発。 ストーカーによる犯行が濃厚になる中、捜査の過程で署長・竜崎は新任の上役と対立する…

創元推理文庫 『眼鏡屋は消えた』 山田彩人、しばらく前（秋の学会シーズン）に新幹線で読了。 部室で目覚めると、八年間の記憶が失われ高校時代に逆戻り。 母校で教師をしているあたしの身に何があったの？ しかも親友の実綺は高二の文化祭直前に亡くなって…

写真集だから、読書と言えるかなあ、とは思うのだが。 『The Island 軍艦島』 を購入した。 軍艦島こと、端島が見たくて、長崎まで足を伸ばした。 なのに、ハリケーン娘（←雨女の強烈なやつ）のおかげで波浪警報が出て、 軍艦島クルーズは欠航、上陸はできな…

キンドルでなく紙の本を読むのは、ブックカバーが好きだからなのではないか、とさえ思う。 これはどこかで購入してきた、襖表で作られたブックカバー。手触り、いいです。 爪を仕事で切りそろえたので、肌に近いライトオレンジにラメのコートを上乗せ。目立…

ある読書ブログで、読みたいと思って購入した本が、読む時間がないまま積みあがっている、とコメントしたら、 リコメントで、「本はナマモノ」と言われた。 とてもよくわかる。 エンターテイメント系の小説が好きだからなおさら、時代や流行を反映してしまう…

webの無料漫画を読むことがあるのだが、せっかくなので３行レビュー タイトルは、以前ブロ友さんのHPで使われていた【書庫名】をパクらせていただいています。 早いもので第４弾。 第一弾は、こちらです。 http://blogs.yahoo.co.jp/green_zebra_2008/402044…

角川文庫 『天使の屍』 ……が、本棚から出てきた。 パラパラとめくってみて、大体の話は覚えてるなあ、とは思ったが、 そういえば映画にもなっていたっけ、 え？ これ、貫井徳郎だったんだ 私にとって、貫井徳郎は叙述トリックの人である。 それ以外を書いて…

喉が痛い 熱が出た 午後ローだ オリジナルはこのＣＭです。 調子いいんだもん。 昨日の午後２時から急激に喉が痛くなって、夜には熱が出てきて、 さっき病院に行ったら、今日はおとなしくしてなさい、と。 そういうわけで、予算申請書類の仕上げなどは、急遽…

角川文庫 『怖い絵』 中野京子 たぶん２年位前に読了。 上野で展示会が開催されているので、それでテレビなどで取り上げられているのだと思う。 ドラローシュの 「レディ・ジェーン・グレイの処刑」 が来ているから、それがメインだろうか。 本来は英国にお…

三恵社 『科学とは何か、科学はどこへ行くのか』 城戸 義明 読了 時々、所属学会に寄贈品として書籍が送られてくる。 それは学会誌で書評とともに、書籍紹介をしてほしい、ということなのだが、 出版社から来ることも著者から来ることもあって、寄贈された本…

。oO *1 そういうわけで、リンクの作業をしないと、引用はできないようだ。 その前に、これだけなんでも濫読しているのに、私はエッセイや社説が好きではない。 【社説と偏向報道】 社説の中には二つあって、事件や国際情報の背景をわかりやすく説明してくれ…

講談社文庫 浜口倫太郎 『22年目の告白 ―私が殺人犯です― 』 先月公開で映画になっているので、その辺にポスターだの書店のポップだのが上がっている。 少し行き過ぎ感があるぐらい、エンターテイメントだなあ、と思う。 そしてその行き過ぎ感は、小説を読み…

10年、いや、15年ぶりくらいに、宮城県立美術館に行ってきた。 土曜日の昼間なのに、誰もいない、というこの贅沢さは何だ。 いくつか、そういえば昔見たかもしれない、と、覚えている絵もあるが、 これといった目玉といえば棟方志功くらいなのか…… その割に…

webの無料漫画を読むことがあるのだが、せっかくなので３行レビュー タイトルは、以前ブロ友さんのHPで使われていた【書庫名】をパクらせていただいています。 第一弾は、こちらです。 http://blogs.yahoo.co.jp/green_zebra_2008/40204452.html そして第２…

通勤途中＆健康診断の待ち時間など含めて読了。 短編にしてもあっという間だったなあ。 新潮文庫 今野敏 『自覚 －隠蔽捜査５.５－』 署長・竜崎伸也はぶれない。どんな時も――誤認逮捕の危機、マスコミへの情報漏洩、 部下たちの確執、検挙率アップのノルマ…

昔一緒に働いていた秘書さんに会う。 東京の職場で知り合ったものの、京都生まれで、現在も京都在住の人だ。 大阪は日帰り圏になりつつあるものの、関西で会議があるたびに、呼び出して付き合ってもらっている。 今回は大阪に疎い私を、【お初天神】 まで案…

文春文庫 荻原浩 『ちょいな人々』 読了。 『押入れのチヨ』を読んだとき、この作家をちょっといいな、と、思った。 ホラーや超常現象加減と人間のやさしさの描きわけが、甘すぎず、好みだった。 『ちょいな人々』にはホラーテイストはなくて、 人の心の中の…

webの無料漫画を読むことがあるのだが、せっかくなので一行レビュー（実際には３行くらいだけど） タイトルは、以前ブロ友さんのHPで使われていた【書庫】の【書庫名】をパクらせていただいています。 ちなみに、第一弾は、こちらです。 http://blogs.yahoo.…

テレビをつけた。 古い映画らしいが、ジャニーズっぽい美形と、カストロの若いころみたいな二人（仲間同士らしい）が 日本国内のしかも住宅街で、拳銃を乱射していた。 ……刑事もののようだ。 走って、撃って、すげえな、と思ってテレビ欄を調べたら。 まさか…

webの無料漫画だったので、免許更新やら、買い物やらの待ち時間で読了。といっても、３巻までだけど。 『ヒメゴト １９歳の制服』って、一読すると妙にオヤジ系エロ漫画風なタイトルである。 漫画家である峰浪りょう の絵を知らなければ、クリックなぞしない…

幻冬舎文庫 今野敏 『廉恥』 読了。 二日続けて千葉の大学で打ち合わせ&会議だったので、電車の中であっという間に読みきってしまった。 可もなく不可もなく、そこそこ面白くて安心な樋口シリーズ。読むのも早い。 警視庁強行犯係・樋口顕のもとに殺人事件発…