読書録 『廉恥』
幻冬舎文庫 今野敏 『廉恥』 読了。
二日続けて千葉の大学で打ち合わせ&会議だったので、電車の中であっという間に読みきってしまった。
可もなく不可もなく、そこそこ面白くて安心な樋口シリーズ。読むのも早い。
警視庁強行犯係・樋口顕のもとに殺人事件発生の一報が入った。
被害者は、キャバクラ嬢の南田麻里。麻里は、警察にストーカー被害の相談をしていた。
ストーカーによる犯行だとしたら、マスコミの追及は避けられない。
浮き足立つ捜査本部は、被疑者の身柄確保に奔走する。
そんな中捜査の最前線に立つ樋口に入った情報―公立中学や高校に送られた脅迫メールの
発信源リストの中に樋口の娘・照美の名前があったという。
警察官の自宅に強制捜査が入れば、マスコミの餌食になることは確実で、処分も免れない。
樋口は更なる窮地に立たされた―。組織と家庭の間で揺れ動く刑事は、その時何を思うのか。
（Bookデータベースより、あらすじ)
警察小説や推理小説のネタバレになるときは、文字反転していたりしたんだけど、
いきなりばらしていい？
キャバクラ嬢の話と、脅迫メールの話は、まったく独立でなんの被りもない。
『隠蔽捜査』の竜崎が担当するみたいに、平行して数個以上の事件が進んでいく小説ならまだしも、
二つだけ事件があると、関連があるんじゃないか、って思って読んじゃうんだよなぁ……
でもって、これ、布石じゃなかったの？ 関係あるから出てきた話じゃなかったの？ みたいなショックを受ける。
ついでに、このあらすじには、出てこないが、
樋口のチームに若くてキャリアの女刑事指導官が、警察庁からストーカー捜査の専門家としてやってきていて、
美人で静かで控えめで、でも、とても頭が切れて事件解決に一番貢献する、という、
準主役みたいな立場で出てきているのだ。
裏表紙の説明には書いていないのだが、はじめから最後までずっと出てきてた。
地味だけど魅力的なキャラクターだったので、今後も再登場を期待する。
二日続けて千葉の大学で打ち合わせ&会議だったので、電車の中であっという間に読みきってしまった。
可もなく不可もなく、そこそこ面白くて安心な樋口シリーズ。読むのも早い。
警視庁強行犯係・樋口顕のもとに殺人事件発生の一報が入った。
被害者は、キャバクラ嬢の南田麻里。麻里は、警察にストーカー被害の相談をしていた。
ストーカーによる犯行だとしたら、マスコミの追及は避けられない。
浮き足立つ捜査本部は、被疑者の身柄確保に奔走する。
そんな中捜査の最前線に立つ樋口に入った情報―公立中学や高校に送られた脅迫メールの
発信源リストの中に樋口の娘・照美の名前があったという。
警察官の自宅に強制捜査が入れば、マスコミの餌食になることは確実で、処分も免れない。
樋口は更なる窮地に立たされた―。組織と家庭の間で揺れ動く刑事は、その時何を思うのか。
（Bookデータベースより、あらすじ)
警察小説や推理小説のネタバレになるときは、文字反転していたりしたんだけど、
いきなりばらしていい？
キャバクラ嬢の話と、脅迫メールの話は、まったく独立でなんの被りもない。
『隠蔽捜査』の竜崎が担当するみたいに、平行して数個以上の事件が進んでいく小説ならまだしも、
二つだけ事件があると、関連があるんじゃないか、って思って読んじゃうんだよなぁ……
でもって、これ、布石じゃなかったの？ 関係あるから出てきた話じゃなかったの？ みたいなショックを受ける。
ついでに、このあらすじには、出てこないが、
樋口のチームに若くてキャリアの女刑事指導官が、警察庁からストーカー捜査の専門家としてやってきていて、
美人で静かで控えめで、でも、とても頭が切れて事件解決に一番貢献する、という、
準主役みたいな立場で出てきているのだ。
裏表紙の説明には書いていないのだが、はじめから最後までずっと出てきてた。
地味だけど魅力的なキャラクターだったので、今後も再登場を期待する。
