映画鑑賞録 『モンスターズ』 ←後から書き込み
喉が痛い 熱が出た 午後ローだ
オリジナルはこのCMです。 調子いいんだもん。
昨日の午後2時から急激に喉が痛くなって、夜には熱が出てきて、
さっき病院に行ったら、今日はおとなしくしてなさい、と。
そういうわけで、予算申請書類の仕上げなどは、急遽自宅ですることにしました。
今日の映画、なんだろう?
というわけで、超低予算映画 『モンスターズ』 を観た。 ←後から書き足してます。
6年前、NASAは太陽系に“地球外生命体”の存在を確認。探査機がサンプルを採取したが、大気圏突入時にメキシコ上空で
大破してしまう。その直後から突如出現し始めた地球外生命体の増殖によって、メキシコの半分は危険地帯として隔離された。
そして現在、米軍は繁殖を続け成長していく“モンスター”たちとの戦いを続けている。
そんな中、大きな被害を受けるメキシコでスクープを狙うカメラマンのコールダーは、上司からの命令で、社長令嬢のサムを
“モンスター”たちからの襲撃を避けながら2人は港に到着し、最終便のフェリーに乗れることになるが、
パスポートとチケットが盗まれてしまい、封鎖された港に取り残されることに…。
唯一の避難経路は、“モンスター”がはびこる≪危険地帯≫を通る陸路だけだった。
2人は覚悟を決め、≪危険地帯≫の強行突破を試みるが…。繁殖期を迎えた“モンスター”の襲撃と
アメリカ軍の爆撃に怯えながら旅するその道程で、彼らが見た物とは!?
そして、2人は無事に≪危険地帯≫から逃げ出すことができるのか? (ほとんど内容のわかる午後ローあらすじより)
とてもとても午後ローらしい映画で、満足だった。
B級でも脚本が練られていて、ちゃんとしたお話になっていた。
モンスター映画と思いきや、モンスターは夜間襲撃か、あるいは倒された死体(の一部)しか出てこないし、
戦闘シーンじゃなくて、亡くなった人の遺体とか、お墓とか、悲しむ人たちとか、あるいは爆撃後の廃墟とか。
あるいは極限状況で精神が破綻してしまった人々もいて、そんなところがとてもリアル。
よくわからないけど、モンスター同士のデート(交尾?)シーンで人間が感動するところも。
ああ、ラストシーンと冒頭シーンつながってたのね―――じゃあ、バッドエンドなのか。
その辺、ちょっと小細工しすぎかな。音と映像をずらしたシーン遷移も、一箇所はいいけど多用するのは×。
モンスター映画で、高い壁があって、軍が戦って、当然のことながら爆撃シーンがあって。
でも実際にそんな世界だったら、軍人でない一般人たちは、ただ逃げ回るのにせいいっぱいで、
ニュースや戦闘の後の壊れた建物や車しか見てないと思うんだ。
モンスターの直接被害よりも、モンスターを空爆する米軍に壊された建物が多いのもありそうな話だし、
爆撃をするな、って落書きが多いのも、国境が閉鎖されて右往左往する様子も
国境に作られた長大な城壁を眺めて 「アメリカは外からだと違って見える」 という台詞も
―――トランプが実際の壁を作っている今だと、なおさら深い。
そんな、戦いの場にいない一般人目線なリアリティたっぷりの映画だった。
予想外にお勧め。
映画観ながら、ネイルの微調整してみた。
来週は学会なので、来週いっぱいの命っぽいけど。
ビーズの先のグラデーションに、紫を乗せて、赤いラメを少々。少しは派手になったかな。