映画鑑賞録 『Duplicity』
けっこう夕方まで詰め込まれてる会議なんですが、昼休みは2時間強。
ホテルの朝がヘビーなので (で、当然夕食もヘビーなので)、
お昼は抜くようにしている身としては、意外にこの時間はのんびりできます。
外に出るのも暑いので、ネットスペースでウダウダ。
周りはほとんどがアジア人と米国人のようです (笑)
あ、、あの辺の人、ドイツ語だ☆
………さすがに、イタリア語は、聞こえません
そういうわけで、EUに来る途中の飛行機の中で観た映画、その3。 『Duplicity』
http://www.cdwow.jp/blu-ray/DUPLICITY/product/view/9130859
これも今年の映画。
もと MI 6 と、もと CIA のスパイが、企業のダブルスパイとなって大金をせしめようとする話。
ジュリアロバーツは多少年食ってるものの可愛いし、相手のスパイ役のクライヴ・オーウェンもセクシーなのに
映画としては可もなく不可もなく、というよりむしろ不可に近いというのはいかがなものなのか。
スパイ同士のカップルなので、お互いに騙し合ったり、心を探り合ったり、他の人を騙したりするのだが、
それがあまりにも頻繁で、 「私たちは特別なのよ」 感が鼻についたりする。
この程度の内容で、こんなに、謎かけ (誰が誰のスパイで、これは演じてたことで、云々)が
いっぱいいっぱいで、
なんか途中から、も~ ど~でも良くなってくる。
だから、最後の10分くらいで、思いもかけないどんでん返しが来たのは痛快でした。
いやー、現実って、こんな感じなのかなあ、と。 最後に勝つものは、だよね。
(以下、反転すると読みやすいです)
二つの会社が、プロのスパイをスカウトしてまで、自分の会社の新製品を隠そうとする。
が、セキュリティ対策に採用した筈のそのスパイの中に、ダブルスパイが入っている。
ダブルスパイであることに気づいて偽情報を流したり、騙されてるふりをしたり、
もう、これでもかって言うくらい単純な複雑さに溢れてるんだけど、
結局はその画期的な新製品である 「新開発の毛生え薬を配合したシャンプー」 自体が
片方の会社の仕掛けたフェイクだったというオチ。
ジュリア・ロバーツとクライヴ・オーウェンのスパイカップルは、
企業が別企業にしかけた攻撃の、片棒を担がせられただけだったんですね。
職業スパイたちが、いくら他人を騙すのにたけていたり、演じるのがうまかったりしても、
もっとも賢い人間は、スパイなんて職業についているわけもなく、
一見、簡単に騙されちゃったり、大人げない喧嘩をしたりしてても、
企業のトップなんかにいる人たちの方が賢いってわけでしょうか?
小説ででも読めば、面白かったかも、と思わないでもないです。
なお、ライバル会社の社長役、トム・ウィルキンソンとポール・ジアマッティは、
双方ともぶっ飛んでいてよかったです (^^)
ホテルの朝がヘビーなので (で、当然夕食もヘビーなので)、
お昼は抜くようにしている身としては、意外にこの時間はのんびりできます。
外に出るのも暑いので、ネットスペースでウダウダ。
周りはほとんどがアジア人と米国人のようです (笑)
あ、、あの辺の人、ドイツ語だ☆
………さすがに、イタリア語は、聞こえません
そういうわけで、EUに来る途中の飛行機の中で観た映画、その3。 『Duplicity』
http://www.cdwow.jp/blu-ray/DUPLICITY/product/view/9130859
これも今年の映画。
もと MI 6 と、もと CIA のスパイが、企業のダブルスパイとなって大金をせしめようとする話。
ジュリアロバーツは多少年食ってるものの可愛いし、相手のスパイ役のクライヴ・オーウェンもセクシーなのに
映画としては可もなく不可もなく、というよりむしろ不可に近いというのはいかがなものなのか。
スパイ同士のカップルなので、お互いに騙し合ったり、心を探り合ったり、他の人を騙したりするのだが、
それがあまりにも頻繁で、 「私たちは特別なのよ」 感が鼻についたりする。
この程度の内容で、こんなに、謎かけ (誰が誰のスパイで、これは演じてたことで、云々)が
いっぱいいっぱいで、
なんか途中から、も~ ど~でも良くなってくる。
だから、最後の10分くらいで、思いもかけないどんでん返しが来たのは痛快でした。
いやー、現実って、こんな感じなのかなあ、と。 最後に勝つものは、だよね。
(以下、反転すると読みやすいです)
二つの会社が、プロのスパイをスカウトしてまで、自分の会社の新製品を隠そうとする。
が、セキュリティ対策に採用した筈のそのスパイの中に、ダブルスパイが入っている。
ダブルスパイであることに気づいて偽情報を流したり、騙されてるふりをしたり、
もう、これでもかって言うくらい単純な複雑さに溢れてるんだけど、
結局はその画期的な新製品である 「新開発の毛生え薬を配合したシャンプー」 自体が
片方の会社の仕掛けたフェイクだったというオチ。
ジュリア・ロバーツとクライヴ・オーウェンのスパイカップルは、
企業が別企業にしかけた攻撃の、片棒を担がせられただけだったんですね。
職業スパイたちが、いくら他人を騙すのにたけていたり、演じるのがうまかったりしても、
もっとも賢い人間は、スパイなんて職業についているわけもなく、
一見、簡単に騙されちゃったり、大人げない喧嘩をしたりしてても、
企業のトップなんかにいる人たちの方が賢いってわけでしょうか?
小説ででも読めば、面白かったかも、と思わないでもないです。
なお、ライバル会社の社長役、トム・ウィルキンソンとポール・ジアマッティは、
双方ともぶっ飛んでいてよかったです (^^)