映画鑑賞録 『State of Play』

　　
自動的にアップグレードしてもらったので、今回のフライトはビジネスでした。
で……　え？　何この最先端の座席。

普段よく使っているフランクフルトから成田に向かうルフトハンザの機体だと、
ビジネスでも座席が広いのと、食事が選べるくらいなのですが　
　　（個人モニターはついてますが、ユナイテッドならエコノミー席も個人モニターがあります）
同じルフトハンザでも、ミュンヘン発のこの時間は、ビジネス座席いいなあ。
フルフラットになるうえ、マッサージモードみたいなのがある。

　　　　　　　　案外気持ちが良くて驚きました。それとも今まで気がつかなかったのかな？

さて、昔、『Shattered Glass』　という私的には佳作の映画があったのだが
（めっちゃ地味なので、日本では公開されなかったかも）　
この　『State of Play』　も事件を追っていく記者の映画です。

今年公開なのだが、日本語サイトはない、、、のかな。　 http://www.stateofplaymovie.net/
参考までに、Shattered Glass　 http://us.imdb.com/title/tt0323944/

　　　傭兵派遣の巨大企業の政治参入を拒もうとしていた若手議員の、秘書が殺された。
　　　議員と彼女は恋愛関係もあったため、スキャンダルブログの餌食になりかけるが....

　　　近頃の新聞社は、ネットのスキャンダルブログと、
　　　やり手記者が記事を書く政治ネタで成り立っている。
　　　議員のルームメイトだった中年の新聞記者は、今も彼の親友で、
　　　同社の若手女性記者の各ブログの価値はわかりつつ、軽蔑している。
　　　新聞社は、今、経営者が変わろうとしていて、とにかく部数を伸ばさなければならない。

　　　真実こそすべだという主人公と、
　　　スキャンダルブログを書きながらも、人を守り法律に従うべきだと考える若い記者、
　　　主人公の親友で、清濁併せ呑んでも正義と通そうとする若手議員、
　　　一途な愛人と、それぞれに必死で生きている貧困階級の若者たち。

初めはうだつが上がらなく見えていた主人公が、
とてもかっこよく見えてきたり、疑問を持たされたり、
最後近くのどんでん返しも効いていて、佳作だったと思います。