ソーセージロ~ル (変わりミートパイ)
週末に、品川区立の施設で剣道の練習をしていた娘は、
区立施設が省エネや自粛を口実に貸し出してもらえなくなってしまったので、
打ちこめる場所を探して、週末、放浪している。
今日は日本橋の道場を貸してもらったようだ。 で、その帰りらしく、自宅に電話。
「今、日本橋のデパ地下にいるんだけど、おいしそうなものがいっぱいあって~」
「甘いものばかり食べちゃダメよ」
「ううん、夜ごはんに買っていっていい? 半分の金出してくれると嬉しい」
「何が欲しいのよ」
「すごくおいしそうな、シシャモとか煮干しがあるの!」
サザエさん風ドラマで、同居の義理母から嫁にかけてくるような電話である。 ←見た事がないのでイメージ。
娘よ、どこに向うつもりなんだ
さて、今日こそ手をかけた料理を作ろう、とミートパイを作りました。 ←実は時間はかかるけど手間はそれほどでもない。
つい先日、ランダムでお邪魔したブログで、おいしそうなミートパイ (ソーセージロール) のレシピがあって、
自分の作り方と違ったので、やってみたくなったのです。
①まず、具を作る。
中身は自分でつくるミートパイと同じで、
(ふだんのは形もアップルパイと同じ円形)
上から、合挽きの挽肉に、蕪の葉っぱ、
味付けは塩とマヨネーズ。
右側は、合挽の挽肉に蕪の葉っぱ、
それからブロッコリの軸のみじん切り、
味付けは塩胡椒と、オレガノでスパイシーに。
下のは、昨日の温野菜のあまりの南瓜と、
やっぱり昨日のあまりのロースハム、
クリームチーズで、塩は控えめ。
②パイシートで包む
冷凍のパイシートを麺棒で延ばして、
ピケ(フォークで穴をあける)をし、
挽肉などを載せ、包み込む。
包んだら、ナイフの背で
切れ目(切り取り線?)をつけておく。
(完全に切らなくても、押しておくだけでいい)
写真は上がスパイシー挽肉、
下はカボチャ&ハムのチーズ味です。
③オーブンで焼く。
パイの表面に、卵黄や牛乳(好きなもの)を塗って、
200℃に予熱したオーブンで、
15分~20分くらい焼く。
クッキングシートを下に敷いてます。→
場所によって焦げちゃいましたが・・・・・・
3本焼いたので、ちょっと欲張りすぎたかも。
少し冷めてから、切り取り線の所で切ったのが、
はじめの写真。
サクサクして、スナック風で、
食事というより、ビールのおつまみに良さそうです。
そうそう、ミートパイと書きましたが、これは昔懐かしい、オーストラリアのソーセージロールというものなのです。
ミートパイはともかく、ソーセージロールを自分でつくることは考えなかったので、chizさんに感謝です。
chizさんは、たくさん焼いて冷凍しておくのだそうです。
次回はもっと要領よく作って、私も保存食にしようっと♪
夕方、娘が帰ってきた。 何を買ってきたのか聞いたら、
「ほっけの塩焼き 770円」
一緒に食べた夫曰く、肉厚で、とてもいい品だということなのだが……残念ながら、私にはわからない
彼女は身を食べた後に、骨に熱湯をかけて、お吸い物(?)にしていた。
その食べ方は、シッターさんのお家で昔作ってもらって覚えたのだそうだ。
この娘はどこに向っているんだ~ と、思うのと同時に、
こんな母親に育てられても、シッターさん宅でちゃんと日本食のおいしさも覚えられる生活環境は、
彼女にとってそんなに悪くなかったのかも、と思った。