日本的ハイブリッド恋愛感情
わけあって、こっちは限定記事とするが。
インターナショナルな職場である。
インド人も、スペイン人も、中国人もいる。
今回は私が比較的よく話す、ドイツ人たちの話である。
ドイツでは、会社や研究所の○○グループや、○○研究室の事を、AK○○(アーカー○○) と呼ぶ。
Arbeitskreis つまりは英語の Research Group の意味で、別にカラシニコフ (AK-47) ではない。
で、グループリーダーの名前が、ブラームスだったり、ベートーベンだったり、ボルツマンだったりすると、
AK-B になる。
「AKBにに新しく入った子がさあ (英語かつ、英語読み)」
「文句を言うわけではないが、AKB(エーケービー)じゃなくて、アーカーB(ビー)って言えよ(英語)」
「ほえ?」
「日本でAKBっていうアイドルグループがいるのよ (英語)」
「中学生から高校生くらいの女の子がワラワラ………踊る少年合唱団 (choir boys) みたいな」
「え゛」
「AKBは見たことがあるが、大騒ぎする気がわからん」
注:ドイツ人はヘンタイ以外“可愛らしい” “幼い” が恋愛感情に結びつかない。
「Pretty だとか Cute だとか 守ってやりたいとかは思わんのか」
注:(←ドイツ語は堪能だが英国人かオーストリア人)はこう言うが、
ドイツ人はprettyを子供やハローキティに対しては使うものの、女性に対しては使わない。
「それには大きすぎるだろ」
「いいじゃないか、Cuteならば」
「ん~でも、AKBファンは、彼女になって欲しいタイプとしてAKBの女の子が好きなんだと思うよ」
「えええええ!?」
「いや、そんな白い目で見なくても ………」
彼らはえらい早口で、恋愛禁止の話だとか、ラブシーンNGだとか (氏が良く知ってる様子)
キリスト教的純潔だとか幼児趣味だとか性欲だとかの話しに突進していってしまって、
「いやいやいや、上手く言えないけどさあ、日本人にとっては性欲と純潔はハイブリッドなんだよ」
注:実の所どーなんだか知らないが、日本人として何か言わないと、と思って言ってしまった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「え、、、と、わかんないけども、多分」
。o o ○ *1
そして & は、日本のアニメヒロインをガールフレンドにしたいか否かの話に突進していったのであった。
女性の好みも、世界それぞれ。
。o o ○ *2