ブログ引越し検討中 (仮住まい)

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油断も隙もない、というのは油断をした人の八つ当たり的自己弁護なのかと思う

花粉症の薬が合わないようで、朦朧としてしまうので、再通院。
遅くなるので直接、出勤しようと思い、普段は使わない路線に乗る。
 
下りに向かう電車はガラガラだ。
座っていた座席を立ち、傘を片手に、ドアの上に表示されている乗り換えのための路線図を見上げていたら、
停車と共に後ろのドアが開いて、60前後と思われる女性が一人乗りこんできた。
ちょっとキョロキョロした様子だったので、知り合いでも探しているのかな、
と、さして気にせずに携帯片手に乗り換え案内等探っていたら、
女性は私がさっきまで座っていた席に座り、私が置いていたリュックを抱え込んだ。
                                         おい
 
冗談じゃない、と思いつつ、駅員を呼んだりすると時間がかかるよな、と思って、
「すみません、その荷物~」 と、声をかけた。
 
ハッとした表情と、開き直ろうとしている様子が見て取れたので、
「すみません、貴重品は入っていないから置きっぱなしにしてたのですが、私のです。
中を調べてみてください、名前を書いたノートが入ってるので間違い無いですよ」
 
おばさんは、少し舌足らずな感じで、間違えただけだ、というような意味合いの言葉を言って、
他の車両に移って行った。
 
          …………こういう人の多い路線なのか。 油断も隙もないな、と、思う。
 
海外にいる時は気を張っていても、日本国内のがらんとした電車では油断が入る。
自分が学習しないたちなのか (とはいっても、海外で被害にあったことはない)、一般的にそういうものなのか。
 

 
職場付近に来たら、研究所の身分証をつけた博士課程と思われる学生さんが、
碧眼のやっぱり学生さんと思われる外国人と、日本語と英語とを混ぜて話している。
 
………単語が出てこないらしい。
 
テクニカルタームではなくて、博士審査関係の言葉なので、知らなくても無理はないだろう、と思って、
「プレ・ディフェンス(予備審査)だよ」 と、口を出してあげた。
双方が目顔で礼をして話を続けたのだが、また引っかかったらしくて、今度は外国人の方が私を見る。
 
       「・…………(頼るなよ)」
 
国際交流が盛んだからといって、この調子では緊張感までは学べないだろうな、と思いつつ。
学生の時から、研究半分雑談半分の、こういう会話を英語で出来る環境は、
なかなか良いのではないか、と、思ったりした。
 
       …………今日は雨のおかげで花粉は飛んでいなさそうだが、
               昨日と一昨日で痛んだ目がまだシバシバする……<ホラーを読んだせいか?
                                ……って、“敬愛する”蜃気楼ブログも貞子だったしなあ