昔の映画鑑賞録 『セブン』
昔観た映画なんですけどね。 (別のセブンを思い浮かべた方、………好きです )
インフルエンザで、自宅から出れないので、つらつら思いだしてみました。
ブラピはもとより、モーガン・フリーマンにケヴィン・スペイシー等、豪華キャストの 『セブン』 (1995年)
キリスト教的罪悪がゆる~く入っていると、楽しめるかもしれない、と思う。
この頃、ちょっとこっち系の映画が増えていたのだろうか?
ストーリー的に、ありふれていると言えばありふれている。
単なるイカレた奴の連続殺人だと思われていたのが、
それに、何と言っても原罪だからねぇ 誰の中にも、その罪は多かれ少なかれあるわけで。
と、説明してしまうと、もとこもないが、「ホラー狙いですか?」 と思うような全体の不気味な雰囲気と、
ブラピ他の演技力に圧倒されて、最後まで引っ張ってくれる。
その一方、宗教ものとしてみると、非常に軽い。
全編を通じて雨が降ってて、薄暗くてどんより重いが、話としては軽い。
ラストシーンで、空が晴れるのが、何かを暗示しているのかどうかは読み切れないのだが。
もう一度観たいかというと……どうかな?
宗教関連殺人映画だと、『エンゼルハート』 や 『ペンタグラム』 の方が好きです。 ←根本的に違わないか?